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"山爺とSpey"

O.D大好きな山爺です。主にフライフィッシング、登山、スキーなどを楽しんでいます。

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2020 黒部イワナを訪ねて

久し振りの投稿です。

2020 Kurobe Iwana
2020 黒部イワナを訪ねて
2020年9月16日~19日
15日 折立前泊~16日 薬師沢小屋~17日 高天原山荘~18日 薬師沢小屋~19日 折立(下山)
From September 16th to 19th, 2020
Fly Fisher: Yamajii

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| Amago &Iwana | 23:43 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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2019荒川サーモンフィッシング

今年は、バラシ過ぎました!

ヒット!ズリ上げます。

ナイスサーモンでした!
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釣りは楽しいです!
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オスのシロサケ
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〆張と荒川サーモンフィッシングのステッカ-を頂き、ご満悦です。
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| Chum salmon | 12:00 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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2019秋 夜叉ヶ池と三周ヶ岳

福井県と岐阜県の県境にある「夜叉ヶ池と、三周ヶ岳」で、紅葉を楽しんで来ました。登山口は、岐阜県、揖斐川町の池ノ又林道の終点、夜叉ヶ池登山口です。
低山でありながら登山道から仰ぎ見る「夜叉壁」、その山容は、まるでアルプスの一角に来たかの様な雰囲気があります。しかし、この岩稜も尾根に上がれば熊笹と落葉樹に覆われた低山です。下から見る岩稜が印象の山とは程遠いものです。私的には登山道から仰ぎ見る夜叉壁の威圧感がたまらなく好きです。

県境の稜線に上がれば直ぐに、伝説の夜叉ヶ池が目に飛び込んできます。山の稜線辺りが陥没して出来た窪みに雨水や、湧き水が溜り、池となったそうですが、流れ出る水路はなく、湧水となって源流へ注いでいる様です。その1つが「昇龍の滝」ではないかと想像します。いかにも神秘的ロマンを感じるスポットです。池の周囲は、230 m。最深部は7.7 mとありますが、池には絶滅が危惧されている天然記念物の「ヤシャゲンゴロウ」や、アカハライモリ、モリアオガエルなどが棲んでいます。この日は風もなく、池に映し出された紅葉が見事なまでに美しかったです。因みに夜叉ヶ池付近の紅葉は「飛騨・美濃紅葉三十三選」に選定され、また「岐阜県の名水50選」にもなっています。

夜叉ヶ池から三周ヶ岳への登山道は夜叉壁の上を歩きますが、痩せ尾根であっても下から見た様な岩稜ではなく、背丈を越える熊笹や、落葉樹の林になります。整備が不十分な登山道は、熊笹のトンネルやブッシュの中の踏み後を歩く感じです。1,000mより上は、紅葉もピークに来ていると思われ、その美しさは感動的でもありました。三周ヶ岳1,292mの三角点は、円形の真ん中にあり、到着と同時にホッとします。残念ながら周囲は成長した木々で囲まれ眺望は今一です。ここでランチを済ませ、暫し天空を満喫。来た道を戻る頃には秋晴れとなり、夜叉壁の紅葉が印象的でした。


地元のお気に入りの山を今年も歩けて満足な一日になりました🍂🍁
撮影:2019.10.30(スマホにて)


| mt. | 16:00 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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2019 石徹白川 人工河川産卵場造成

今年も多くの方と共に人工河川産卵場の造成をさせて頂きました。
人工河川にいた渓魚を捕獲し、本流に放流後、一年分の溜まった泥砂を除去して、岩魚が産卵し易い環境に一区画ずつ造成して行きます。作業はハードですが、皆さん岩魚の産卵を楽しみに一生懸命、作業に当られていました。

**人工河川にいた渓魚は避難をしてもらいました**
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**時間と人手が必要です**
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**高圧放水も活躍、泥砂を除去します**
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お昼には、地元漁協さんにご用意して頂きましたBBQを頂き、お腹いっぱいになった後、県水産研究所の岸さんによる「どうしたら魚を残していけるのか?」を紙芝居+釣りゲームにより分かり易く説明されましたが、子供達も楽しみながら興味を持てる内容には感動しました。

**漁協の皆さんご馳走様でした!**
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**ロール式紙芝居(県水研:岸氏)**
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午後は、作業の続きです。上流から一区画ずつ、数箇所の産卵場を仕上げて行きます。
毎年、産卵の実績を上げ続けている人工産卵場ですが、造成には時間と人手が必要です。

**産卵場① 一区画づつ仕上げて行きます**
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**産卵場②**
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お陰様で皆さんのお力により、今年も立派な産卵場が出来上がりました。
作業に当られました皆さん、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました!

| Itoshiro River | 19:42 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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黒部源流 奥ノ廊下

今年も黒部源流のイワナに逢いに行って来ました。

・初日(移動日・自宅~立山町芦峅寺)
移動日は有峰林道、東谷線が通行止めの為、東海北陸道から北陸道、富山経由で移動。
途中、折立登山口で合流予定の「黒部源流の岩魚を愛する会」工藤さんから連絡が入り、同会事務局、Mさんご夫婦よりお招き頂いたので来ませんかとのお誘いでした。芦峅寺のご自宅にて同会のHさん、Yさん、工藤さんと合流して立山温泉へ連れて行ってもらったり、ご自宅での宴で美味い酒と奥様手作りのご馳走を振舞って頂いたりと、楽しく過ごさせて頂きました。その夜は泊めさせて頂き、翌朝には折立登山口へ移動です。

**芦峅寺Mさん宅にて**
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・2日目(移動・芦峅寺~折立登山口~太郎平小屋~薬師沢小屋)
午前7時入山。時には無心で、時には筋肉を励ましながら一歩一歩前へ。同行の工藤さんは例年の様に小屋への差入荷歩に頭が下がる思いです。天候に恵まれてのトレイルは、森林限界を過ぎて雲海の上に出ると、北を見れば剱岳をはじめ雄山など立山が、西を見れば白山、別山が、目前には薬師岳の美しい山容が楽しめました。

**工藤さんと雲海の向こうに白山**
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**剱岳と立山**
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**薬師岳2,926m**
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三角点で休憩していると、偶然にも下山途中の釣友、Iさんと出会いました。彼はテン泊して薬師と黒部イワナ釣りの両方を堪能され他の事で私にとって嬉しい再会でした。

**釣友、Iさんと出会う**
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重い荷物を背負った工藤さんのペースでゆっくり歩き、五光岩ベンチで小休止してから太郎平小屋へ到着。マスター、小屋番一樹さん、スタッフの皆さんと再会、挨拶。大好きな行者ニンニク入りラーメンを頂き、リフレッシュ!工藤さんご馳走様でした。

**太郎平小屋の行者ニンニク入りラーメンが旨い!**
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薬師沢への道すがら、黄色くなった落葉樹と草紅葉はありましたが、本格的な紅葉シーズンはこれからでした。

**本格的な紅葉はもう少し先です**
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一年振りの薬師沢小屋に到着。小屋番、赤塚さん、やまとけいこさんと再会、今年からスタッフのMさんとも挨拶して、この日は小屋でゆっくり過ごしました。夕食の宴は乾杯で始まり、主役の銘酒と料理に舌鼓を打ち、スタッフの皆さんと一年分の話しで盛り上がりました。少し酔っ払いましたが、当然の様に寝付きも良く熟睡でした。

**工藤さんより贈られた酒が嬉しいやまとさんでした**
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・3日目(黒部川奥の廊下・薬師沢小屋~祖母沢)
目覚め良く朝食後、7時に出発。今日は黒部川奥の廊下、五郎沢を目指す。イワナが走るのを見ながら渡渉を繰り返すと見慣れたミニナイアガラに出ます。兎平へ高巻きをして赤木沢出合いを越して歩く事2時間30分、魚影が濃くなった辺りで先ずは休憩&ランチを済ませ釣り開始です。

**黒部川本流のミニナイアガラ。左岸が赤木沢出合い**
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**ランチは小屋のお弁当とヌードル**
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工藤さんはテンカラ、私はフライフィッシング。9月も後半ともなるとウエットスタイルは季節はずれの感もあるが、アントフライやブナムシフライに22~25cm程度のイワナがこれでもかと言うぐらいに出てくれ、流水の冷たさも忘れてしまいます。

**ウエットスタイルは軽快だが水は冷たい**
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**尾ビレがデカイ黒部イワナ**
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左は雲ノ平、右は黒部五郎岳、頭上に広がるブルーはそれよりも遥かに高く、初秋の廊下に立つ私達の小さい事にあらためて気付かされます。夢中で釣り上がり、いつの間にか五郎沢出合いへ。工藤さんは五郎沢を少し調査され本流に戻り遡行。山が低くなり前方が開けて来ましたが依然イワナは良く出てくれました。

**黒部イワナ**
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直ぐ先には祖父沢出合があり、左には祖部岳、正面に鷲羽岳、右には三股蓮華岳があります。このまま遡行すると距離で2.8km、標高差で310m程で黒部川源流の石標がある登山道に出ますが、3年前にはそこでも元気に泳ぐイワナを確認しています。祖母沢出合い辺りで午後1時を過ぎており、この時期、日没の時間を考えるとそろそろ引き返すのが良いと判断、地図から2,070m地点(実際に少し下った地点で2,040mでした)としてログマーク撤収です。いつかは奥の廊下、残りも制覇したいですね。

**黒部源流マップ**
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下りは足早に歩いて、赤木沢出合いを過ぎた所で左岸に動く黒いものを確認。あれ?まさか!そう、ツキノワクマです。距離にして100m程、こちらに気付かず餌を探している様です。少し様子を見て工藤さんは手を叩いて気付かせると、こちらを見てから急いで右岸に渡り、そのまま山の中へと消えて行きました。時間にして数分でしょうか、熊の行動に注視していたあまり、写真も動画も撮り遅れて映っていませんでした。有峰折立辺りでは何度か遭遇しているツキノワグマですが、黒部では初めて遭遇しました。早く気付いた事で何事も起こらなく安堵の二人でしたが、暫くは後方が気になり振り替える事度々でした(笑)
まだ時間にゆとりがある事でゴルジュで竿を出す事にしました。プールで悠々と泳ぐ数匹の良形イワナを確認してから滑落しない様に下手からへつり、準備しているとライズが始まりました。お祭りです!下流から順に釣ってはリリースを繰り返し、ここだけで何匹釣っただろう、今シーズン2回目の渓流釣りでしたが、十分過ぎるほど堪能できました。

**工藤さんプールにて**
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午後4時10分、薬師沢小屋に戻ると、「黒部源流の岩魚を愛する会」のHさん、Yさんも到着されていて合流、愉快な会話に疲労感も吹っ飛びました。勿論、今夜も酒が主役、涙が出そうなくらい面白い話しで盛り上がりました。明日は小屋の下流域に移動して釣り上がる予定です。

**「黒部源流の岩魚を愛する会」の工藤さん、Hさん、Yさん**
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・4日目(薬師沢小屋1km下流~小屋)
午後からの雨を意識して、小屋の近くをゆっくり目に行動開始。500m程下流から右岸側を釣り下りますが、やや不調。それでも大き目の落ち込みやプールでは良形を含め数匹が遊んでくれました。更に500m程下った辺りまでもコンスタントに釣れて、早めのランチにしました。その後は、右岸側に渡り釣り上がりましたが小屋から近くても魚影が濃いのには毎回、驚かせられます。ゴルジュ手前のプールで十分堪能した後、午後3時30分、小屋手前で納竿。

**綺麗な魚体でした**
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先行されていた工藤さんは、そのまま薬師沢に釣り上がられ、私も写真を撮りたく後を追います。何匹か釣られた所で午後4時20分納竿。予報に反して大した雨にも降られず、この日も良い釣りが出来ました。

**イワナを手にニッコリ♪**
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接近している台風の心配もよそに、3日目の夜も主役は酒!差入のワインと日本酒が皆を盛り上てくれました。やまとけいこさん直筆サイン入り「黒部源流山小屋暮らし(山と渓谷社)」と、FoxfireのTシャツにサインまで頂きました♪
明日以降の予定は変更、残念ですが行きたかった高天原を断念して、明日は下山です。雨音を聞きながら知らぬ間に眠りに落ちていました。

**小屋番赤塚さんとやまとさん**
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**やまとけいこさん著「黒部源流山小屋暮らし」山と渓谷社**
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**Foxfire-T(やまとさんイラスト)の袖に大和さんのサインを頂いた♪**
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・5日目(薬師沢小屋~太郎平小屋~折立)
大した疲れもなく最終日の下山を向かえました。心残りですが台風接近による雨が降り出す前に折立まで行く事にしました。皆で記念写真を撮った後の8時45分、スタッフの小屋番赤塚さん、やまとさん、Mさんに見送られて、Hさん、Yさん、工藤さん、私の4人で下山開始です。

**皆さん、お世話になりました!**
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滞在中に霜が下りたのも影響したのか、来た時よりも紅葉が進んだ様です。時々、水晶岳、鷲羽岳を振り返ったりして来年は高天原を再訪したいと思うのでありました。小休止程度で10時20分には太郎平小屋に到着。

**太郎平小屋**
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ここからの北ノ俣岳、黒部五郎岳、三股蓮華岳、鷲羽岳、祖父岳、水晶岳などの眺めは素晴らしくお気に入りです。薬師沢小屋から小屋番赤塚さんが荷歩で上がって来た所で少し談笑、小屋のダワさんからご馳走して頂いたコーヒーを飲みながらマッタリさせて頂きました。

**薬師沢小屋から荷歩の小屋番赤塚さん(右)**
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マスターと小屋番の一樹さんやスタッフの皆さんにご挨拶して10時50分、下山再開です。来た時はガスで見えなかった有峰湖も見えて折立までは雨の心配もなさそうです。
五光岩近くで見た事ある方々と出会い「釣れましたか?」と声を掛けられる。NHK BSプレミアム 「にっぽんトレッキング100」MCの青山草太さんと、ガイドの長谷川文蔵さん、クルーの皆さんでした。番組のファンとしては嬉しい出合いでした。今回は雲ノ平、高天原へ撮影に行くとの事で、10月23日にオンエアー予定だそうですので、皆さん是非、ご覧くださいね。

**「にっぽんトレッキング100」MCの青山草太さんとガイドの長谷川文蔵さん**
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その後は、三角点で10分ほど休憩を入れて下山再開。樹林帯に入ると夜の雨でぬかるんだ所や泥で滑りやすくなっている所は注意が必要でした。愛知大学山岳部薬師岳遭難事故供養塔で手を合わせ、午後1時20分には無事に下山できました。所要時間は、薬師沢小屋から太郎まで1時間35分、太郎平小屋から折立ヒュッテまでが2時間30分で全所要時間は4時間5分と、今までの最速下山でした。

今回は台風接近により、予定を短縮して高天原へは行きませんでしたが、滞在中は好天に恵まれて沢山の黒部イワナ達に会える事が出来ました。お世話になった「黒部源流の岩魚を愛する会」、芦峅寺のMさんご夫婦、ご一緒して頂いた工藤さん、Hさん、Yさん、ありがとうございました。そして、薬師沢小屋の小屋番赤塚さん、やまとさん、Mさん、お世話になりました。次回も宜しくお願いします。

| kurobe | 21:44 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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