"山爺とSpey"

Fly Fishingに魅了され半世紀、今は桜鱒、虹鱒、白鮭など本流の釣りに嵌っています。

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白山・天空のお花畑と池めぐり(泰澄大師 白山開山 1300年記念)

泰澄大師 白山開山 1300年記念の年にあたり、4月の勝山市 白山平泉寺で口火を切り、6月初旬の経ヶ岳(1,625m)に続き、6月中旬の三ノ峰(2.128m)、別山(2,399m)の後、今回は白山 御前峰(2,702m)と大汝峰(2,694m)を尋ね、天空のお花畑と池めぐりを楽しんで来ました。

**御前峰(2,707m)・白山神社・下方に見えるは室堂ビジターセンター**
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**高山植物とお花①**
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**高山植物とお花②** 
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Link 白山 日本百名山、新日本百名山、花の百名山及び新・花の百名山(Wikipediaより)

**高山植物とお花③** 
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登山ルートはアクセスと時間の都合で禅定道ではなく平瀬道ルートとしました。二日目の天候が今一との予報に翌日予定を繰り上げて2ピークとお池めぐりを歩きお花畑が素敵な白山を満喫しました。
室堂に到着して最初に霊験あらたかな白山神社に参拝、登山の安全を願いお守りを授かってきました。

**左上の尖ったが山が現在は立入り禁止の剣ヶ峰(2,677m)と、お池めぐり**
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**高山植物とお花④** 
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**高山植物とお花⑤**
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そういえば大汝峰から降りる途中、白装束の信者さんとすれ違いました。日本三霊山の一つと言われるだけあってそのいでたちは泰澄大師の姿をダブらせるかのようで開山の古来からここを訪れた多くの修験者達がしたと思われる錫杖を突く音と般若心経がさも聞えてくるようでした。

**大汝峰(2,694m)**
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**高山植物とお花⑥**
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**高山植物とお花⑦**
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盆を過ぎた平日の白山は登山客も少なく、夕食までの時間は周辺の散策や食堂が併設の室堂ビジターセンター内フリースペースで読書も良し、時間になればお代わりありの食堂でイッパイやるのも嬉しいですね。

Link 白山ベストガイド(一般財団法人 白山観光協会より)

**上、ビジターセンター食事 下、平瀬の次平 大白川温泉露天風呂**
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■初日・登り
→実タイム=室堂まで4時間(コースタイム=4時間30分)→
※実タイムには小休憩や撮影時間も含む

初日・登り:白水湖畔ロッジ6:10→2時間2分(2時間50分)→8:12大倉山避難小屋8:13→49分(45分)→9:02カンクラ雪渓9:03→32分(45分)→9:35展望歩道分岐9:37→13分(10分)→9:50白山室堂10:10→38分(40分)→10:48御前峰(2,707m)11:00→43分(40分)→11:43お池めぐり分岐→4分(5分)→11:47大汝峰下の分岐11:48→19分(20分)→12:07大汝峰(2,684m)12:41→17分(10分)→12:58大汝峰下の分岐13:00→2分(5分)→13:02お池めぐり分岐13:03→山頂池めぐりコース57分(45分)→14:00白山室堂・宿泊棟はこざくら荘、ゆっくり睡眠がとれました。

**高山植物とお花⑧**
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■二日目・下り
→実タイム=白水湖畔ロッジまで3時間40分(コースタイム=3時間)→
※実タイムには小休憩や撮影時間、大倉山での三角点探しの時間も含む

二日目・下り:白山室堂7:30→10分(10分)→7:40展望歩道分岐7:40→40分(30分)→8:20カンクラ雪渓8:21→37分(30分)→8:58大倉山避難小屋9:00→2時間10分(1時間50分)→11:10白水湖畔ロッジ

**高山植物とお花⑧**
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**高山植物とお花⑨**
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下山時には登りで見る事が出来なかった私の好きな蝶、「アサギマダラ」を何匹も見られ、多くの写真や動画を撮るのに下山を忘れるほどでありました。そう言えばアサギマダラのほかに赤とんぼ(アキアカネ)も群れで沢山見られました。樹林帯に入る頃には野鳥も見られその鳴き声の心地良さに聞き入る事も度々でした。

**アサギマダラ・ニュウナイスズメ?・赤とんぼ(アキアカネ)**
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今年の登山は、泰澄大師 白山開山1300年 ゆかりの地を尋ね、白山に登ろう!という計画は七割方達成、残す所もこれから詰めて行きたいと思います。
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| mt. | 21:57 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

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西穂独標・双六岳~三俣岳~鷲羽岳~水晶岳

夏休みを利用して、北ア/西穂独標・北ア 裏銀座/双六岳 三俣蓮華岳 鷲羽岳 水晶岳を歩いて来ました。
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《初日》
午後に現地到着、台風5号を登山口付近駐車場でやり過ごす。
雨台風は沢や谷を増水させ轟音とともに流れ落ちている。
《二日目》
7:40 入山
登山指導センターで情報を入手後、雨の中、入山。
沢渡りで滲みた登山靴を不快に思いながら小池新道に入る。
回復傾向から霧が僅かながら上昇し始めている。
ここらで写真をと思った時、カメラ&スマホを入れたバッグを忘れた事に気付いた。ここまで来てショックだったが一度、引き返す事にした。
縦走用の70-95Lザックが更に重くなった気がした。
取って返すつもりだったが気持ち的に疲れ、計画変更、温泉でゆっくりして天候の回復を待つ事にした。
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《三日目》
8:00 入山(新穂高ロープウェイ)
雲は厚く高所では雨模様ではあったが流石にジッとしていられなく西穂独標まで足慣らし。
時間と共に晴が広がり、特に笠岳方面の展望は抜群。槍も雲の切れ間から見える。
8:28 西穂山荘着。
ロープウェーで一般の方も多く山岳でありながら観光地的光景が垣間見える。 
10:15 丸山着。(2,452.0m)
アタックザックのおかげで快適な山歩きは、あっと言う間に丸山へ。
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眼下の上高地と花を楽しみながら前方の岩稜に辿り着くと鎖場を登り西穂独標へ。
11:08 西穂独標。(2,701.0m)
休んでいるうちに霧が掛かりはじめ直ぐ先さえも見えなくした。
岩稜のピラミッドピークなど幾つかを1時間半ほどで西穂高岳山頂となるが、欲が出るのをグッと押さえて明日に備える事にした。
14:20 帰りには鍋平高原でゆっくりランチ、ついでにビジターセンター山楽館を久し振りにのぞいてみた。
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《四日目》
7:30 新穂高より入山。
林道を歩き、わさび平小屋で小休止した後、左俣谷を外れ小池新道へ。
沢の水も落ち着いて整備された石畳の登山道はありがたいが、雲に覆われた尾根は殆ど見えない。
秩父沢、チボ岩、イタドリヶ原、シシウドヶ原、熊の踊場を上がると鏡平に出る。
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11:40 鏡平山荘で早めのランチ、山荘のカレーライスは程良い辛さとコクで食欲が進む。残念ながら雲に阻まれて槍ヶ岳を見る事は出来なかった。
尾根に出ると弓折岳分岐で左は笠が岳方面へと続く。
右への尾根上にはお花畑が広がり、残雪は暫く解けそうにないだろう。
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尾根を下ると前方にテン場と双六小屋、後方に鷲羽岳も見えてくる。
双六池、賑わってるテン場から石垣の間に立つ富山大学診療所、双六小屋のベンチまわりは登山客でいっぱいだった。
14:00 双六小屋着。それにしても双六小屋のケーキは美味かったなぁ~
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《五日目》
5:20 双六小屋出発。
雲と霧で殆ど見えない中、稜線ルートを双六岳へ。
結構、広々としている尾根ではあるが雨も降り出し撮影どころではなくなった。
6:20 双六岳頂上。(2,860.4m)
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双六岳は雲で覆われ眺望なし、休む間もなく手早く写真を撮り、稜線ルートから中道との分岐を経て丸山(2,854.0m)から三俣蓮華岳へ向かう。
7:25 三俣蓮華岳頂上。(2,841.4m/300名山)
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頂上付近は雲の中、視界が悪く展望は利かない。それでも居合わせたご夫婦に写真を撮ってもらう。
なだらかな花畑の中を下って行き巻道の分岐を過ぎると下方にテン場と三俣山荘が見える。テン場は沢沿いに転々としてその中を進むと山荘に辿り着く。
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8:05 三俣山荘着。
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三俣山荘「黒部の山賊」で有名な伊藤正一さんが再建された山荘、黒部源流や裏銀座の事を伊藤さんなくしては語れない。
運良く晴れ間が出はじめて雲の切れ目からは槍ヶ岳を見る事ができた。
目の前にある鷲羽岳も頂上部分は雲に隠れてはいたが見る事はできた。
小屋でお手伝いの低学年の男の子の接客に感心しつつ酵母パンとネクターを購入。
正面に見える槍は特別な存在感があり、ベンチで眺めながら頂いた。
鷲羽岳への急坂を上ると右下の雲の切れ目から鷲羽池を見る事ができた。
9:42 鷲羽岳頂上。(2,922.4m/百名山)
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割と広い頂ではあるが依然、雲の中。ここで引き返す方も多いようでした。
特に休む事もなく岩場をトラバースしてロープも問題なく進み、ワリモ岳(割物岳2,888.0m)直下、ワリモ北分岐を通過。
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途中で雨に降られて合羽を着たり脱いだりしながらも展望が望めない分、お花畑では足が止まる。
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11:20 水晶小屋着。
小休止して稜線を行くと岩場になり一箇所あるハシゴも難なく越える。
11:55 水晶岳(黒岳)頂上。(2,977.9m/百名山)
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水晶岳の頂上は狭かった。写真を手早に撮り後続の登山者に譲る。三角点はこの直ぐ北の下にある。
12:30 水晶小屋着。
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水晶小屋でランチ。名物の「げんき汁」はゴボウと焼餅が2個入ったお雑煮の様なものでとても美味しかった 
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ワリモ北分岐から岩苔乗越を黒部川源流に沿って下りる頃、晴れ間が覗き始め強い夏の太陽が照り始めると祖父岳の雪田が緑の中に真っ白に見える。少し上がると源流とはお別れ「黒部川水源地標」を確認してそこから沢沿いに上がり三俣山荘へでる。
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15:10 三俣山荘泊まりも考えたが、明日以降の事を考えて小休止のみで三俣蓮華岳手前まで登り返し、巻道との分岐を双六小屋方面へと行く。
巻道は双六岳と三俣蓮華岳をショートカットしていて見事なお花畑と幾筋もの沢を渡るルートで下りが多く歩き易い。
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双六側の巻道分岐を過ぎて眼下に双六小屋とテン場が見えはじめる。
16:55 双六小屋着。二日目ともなるとこの山域の中核を成す小屋である事も含めて居心地良く思えるのでした。

《六日目》
4:50 小屋前で夜明けを待つ。どうやらご来光も拝めそうです。
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ふと振り返ると山と小屋が赤く染まってプチ・モルゲンロートに感動でした。20170808_13kitaalps18.jpg

6:20 下山開始。
天候も回復してきて雨の心配はない。
ただ、山頂付近は未だに雲や霧が掛かった状態に見える。
出る時にここで知りあえテン泊をされていた方に声を掛けられご挨拶。
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下りはコースタイムを縮める事を目標に下山、とは言ってもトレランではなく無理がない程度に下りる。
くろゆりベンチ、雪田花見平は眺めも良く快適に尾根を行くと弓折分岐よりは上がりの登山者も増え鏡平山荘は賑わっていた。
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鏡平小屋に下る道で青空の中に霧が掛かった槍ヶ岳が見え始め、鏡平に着く頃にはその姿を現しました。ここから見る槍も存在感があり、力強く美しい。
7:50 鏡平山荘着。
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行きは時間的にカレーでしたが、帰りは名物の「抹茶あずきカキ氷」、槍を見上げながら頂きました。
小池新道では沢山の登山者と出会いましたが皆さん挨拶も良く元気に登っておられました。
突然、現れた荷揚げのヘリはそのうち何度も気忙しく飛び運んでいました。
9:30 林道に出る。
9:50 わさび平小屋着。
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水槽で良く冷えた新鮮なトマトとキュウリを塩を振って頂く、これがまた最高に美味い!
淡々とした林道歩き、麓へ下りてくると新穂高といえども暑いのだが途中で熱い体を天然のクーラーで冷やしてくれるのが風穴です。行きも帰りも必ず寄ります。その心地良さについつい長居をしてしまいます。
11:20 新穂高へ下山。
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■高低差 1887.9m 
               登山口 新穂高 1,090.0m
               最高点 水晶岳 2,977.9m

■行きのコースタイム ①+②=14時間20分
       (Myコースタイム ①+②=12時間05分)
①行き:新穂高~鏡平山荘~双六小屋(泊)
        コースタイム7時間20分
        (Myコースタイム6時間30分)
②行き:双六小屋~双六岳~三俣山荘~三俣蓮華岳~鷲羽岳~ワリモ岳~水晶小屋~水晶岳
        コースタイム7時間00分 
        (Myコースタイム5時間35分)

■帰りのコースタイム ③+④=10時間 
        (Myコースタイム9時間)
③帰り:水晶岳~岩苔乗越~黒部川源流~三俣山荘~(巻道)~双六小屋(泊)
        4時間45分
        (Myコースタイム4時間50分)
④帰り:双六小屋~鏡平山荘~(小池新道)~わさび平小屋~新穂高
    コースタイム5時間15分
        (Myコースタイム4時間10分)

●お世話になった山小屋
      三俣山荘・水晶小屋
                  西穂山荘


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今回は、台風の影響から計画変更をしての登山となってしまった。
北ア・裏銀座のゆったりした尾根を素晴らしい眺望と数々の花を楽しみながら歩きたかったが行く先々で雨と雲に阻まれ、下からピークを眺めながら登る事はできなかった。自然とは思うようにはならないものである事は承知だが正直悔しい。しかし、山で出会えた人達と僅かな時間を語り合い過ごせた事は大切な思い出となりました。
いつか青空の下、尾根歩きを楽しみながらそびえ立つピークを目指したいものです。

| mt. | 21:18 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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縦走に備えて・・・テント&ザックのメンテ

梅雨明けしたと言うのにいつまで経ってもハッキリしない空模様です。
縦走を前にして遅れていたテントとザックのメンテナンスをしました。
テントは長い付き合いとなっているARAI TENT-AIR RAIZ2、去年の仙丈ケ岳以来です。
ザックは縦走用のKarrimor Cougar70-95です。
使用した撥水剤はNIKWAX テント&ギア・ソーラープルーフです。

《参考リンク》

■テント
テントを設営して本体、フライともに点検、補修箇所の確認をします。
【補修箇所】
 ①部分的に浮き剥がれてきたシームテープ (本体底部分とフライ)
 ②ソースか何か分かりませんが垂れた染み (本体右サイド部分)
 ③擦れて小さな穴が数箇所 (本体底部分)
 ④以前から気になっていた撥水性(本体底部分とフライ)

【補修処理】
 ①シームテープはアイロンの化繊2~3で当て布をして軽く数度撫でて熱溶着。
  下の写真、Before&Afterの様に上手く再熱溶着する事が出来ました。 
 ②染みは濡れタオルに中性洗剤を付けて軽くこすり、ほぼ消す事が出来ました。
 ③テント用リペアーシートを適当な大きさにカット、角丸にして両面から貼り付け。
 ④テントを設営した状態で水道水を掛けスポンジで軽くこすって水洗いで汚れ落し。
  濡れた状態のまま、「NIKWAX テント&ギア・ソーラープルーフ」をスプレー。
  かけ過ぎて白い部分は濡れタオルで拭き取り日陰で自然乾燥すればOKです。

**シール熱溶着:フライと下テント本体底のBefore/After
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■ザック(リュック)
ザックは手洗いした後、水切りをして中に新聞紙などを詰めて形作りをしておきます。こうする事によってNIKWAXのスプレーが隅々まで浸透させる事が出来ました。
【補修箇所】
 ①サイドポケットのホツレ
 ②トップリッドの汚れ
 ③ローコンパートメント蓋と底側の汚れ
 ④背中部分やショルダーストラップ、ヒップベルトの汗などによる薄汚れ

【補修処理】
 ①は化繊糸で2~3往復を手縫い補修しました。
 ②③は各パーツを外し汚れの酷い部分は消ゴムで消たり中性洗剤でこすっておく。
  ②③④タライに浸せる位のぬるま湯と適量の中性洗剤を入れて1~2時間浸ける。
  軽く手洗いして水に入れ替え、ザックを押さえる様に濯ぎ洗いを数回繰り返す。
  水が泡立たなくなるまで続けたら影干しのようにして余分な水切りをる。
  濡れている内に「NIKWAX テント&ギア・ソーラープルーフ」をスプレーする。
  かけ過ぎて白い部分は濡れタオルで拭き取り日陰で自然乾燥すればOKです。

**左上 フライ・右上 ザック・左下 テント本体・右下 テント底 **
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「NIKWAX テント&ギア・ソーラープルーフ」1本でテントフライとザックの2つを撥水加工する事が出来ました。
午後から陽も射し始め、適度な風にテントもザックも徐々に乾き始めています。
明日からは計画に合わせて全ての携行品などをチェック!現地で不備となら無い様にしたいですね。

| mt. | 19:21 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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白山・別山(2,399m) 石川県 岐阜県

泰澄大師 白山開山 1300年記念の年にあたり、今回はゆかりの地ともいえる白山山系、三ノ峰(2.128m)別山(2,399m)へ、友人のO氏と登って来ました。

2017年6月18日(日) 曇り
入梅してから空梅雨傾向で晴続きでしたが、この日は曇りとなり日差しが和らぎ比較的、快適な登山となりました。

**上小池登山口より入山、尾根歩きは気持ちがいいです**
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午前5:00 福井県大野市の上小池登山口より入山。最初は急登、尾根をまたぎ汗が出始めた頃に山越邸跡で小休止です。
林の中を歩き、急登を上がった所が鳩ヶ湯新道との出合いで六本檜です。

午前6:30 小休止して尾根筋を三ノ峰へと向かいます。途中で高山植物と花を探しながら景色も楽しみながらスマホ撮りが忙しい二人でした。

**アカモノ・イブキスミレ・ノリウツギ・?**
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午前7:30 剣ヶ岩(1.671m)付近で小休止。雪渓が目立つようになり前方には大きく三ノ峰が見えます。登山道脇のお花も増えてきましたが中でも夏の花、ニッコウキスゲが一本だけ蕾を膨らませて見付けた時は嬉しくなりました。左の尾根の先には9日前に登ったばかりの経ヶ岳(1.625m)が見え、つい最近なのにこんな時は不思議と懐かしく思えます。

**ニッコウキスゲ・?・シナノキンバイ・?**
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急登をゆっくり上り、時々は今来た尾根と山並みを見返して、まだまだだなぁと言い聞かせ登りを繰り返します。尾根の左前方を見ると遠くに残雪を抱いた白山が見えるようになり、尾根の右側には満開のハクサンイチゲが数多く見られるようになりました。急登を登り切った所に建つ弁柄色した小屋が三ノ峰非難小屋です。

**ハクサンイチゲ**
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午前9:00 三ノ峰非難小屋に到着。直ぐ横の雪渓でクールダウンも直ぐに冷えてしまいました。

**三ノ峰非難小屋とその東側にある雪渓にて(同行の友人O氏)**
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午前9:10 三ノ峰に向かう尾根で山桜が満開だったのを見付け二人で撮影会。環境が厳しい中からか全体に小ぶりの可愛い花を着けていました。

**アマドコロ・タカネザクラ・ツバメオモト・シナノキンバイ**
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午前9:20 三ノ峰頂上に到着。ここからの残雪期の別山は格別です。ゆっくり堪能してここでO氏と別れ別山に向かいます。
山頂を駆け下りると今日初めての雪渓歩きです。これがいつも楽しくて仕方がありません。残念ながら・・・いや、運良くアイゼンを必要とせずステップワークで楽に通れました。
その先の尾根を登ったピークが2.208m、やや見下ろした先には広々とした別山平が広がっています。まだ早いのか期待するほどのお花畑になっていませんでした。また御手洗池は雪渓に埋もれてほんの少しだけ水面が光って見えました。

**ツマトリソウ・イワカガミ・?・ハクサンチドリ**
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別山平を過ぎる頃には霧が出始めて時折、山頂を隠してしまいます。最後の急登を登り切れば別山頂上まで少しです。

**別山平と霊峰白山 別山神社。御嶽山が雲の上に見える**
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午前10:50 別山頂上に到着。360度の眺望が素晴らしい!
白山は霧が掛かっていましたがその内に晴れてくると思われました。北アルプスは一部しか見られなかったが御嶽山は雲の上にくっきり浮かんで見えました。別山谷の先が湯谷で白水湖が見えます。振り返れば三ノ峰は遠くになり、続く尾根には幾筋もの雪渓が下へと並ぶように見えます。
途中から時々一緒になり声を掛け合っていたご夫婦の方に写真を撮って頂き、ようやく登頂した実感と喜びが込上げてきました。
霊峰白山 別山神社へ参拝。多くの登山者は積石垣に囲まれた境内で風を避け休息をしていました。本来なら山頂から景色を楽しみながらの昼食と言いたいところですが一角に陣取らせて頂きゆっくり過ごさせて頂きました。
いつの間にか薄日が差し、白山の霧も取れて全山が見渡せるようになりました。素晴らしい眺めです。良く見れば白山南竜山荘が見えます。直ぐ下の別山市ノ瀬道の尾根にはチブリ尾根非難小屋も見えます。その向こうには別等出合いの谷筋もくっきり見え、その上の尾根伝いに越前禅定道が通っているのです。もう、私の頭の中には白山登山計画が進行し始めているようです。

**別山頂上(2.399m)より北には白山、南東には三ノ峰への尾根、東の谷には白水湖**
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11:50 別山山頂を出発して別山平~三ノ峰~剣ヶ岩~六本檜~上小池登山口へと返しますが途中で取り損なっていた写真を撮りながら下りました。
必要な水分と行動食を取ながらほぼ休憩なしでO氏の待つ上小池登山口へと順調に下りる事が出来ました。

15:30 上小池登山口に到着。心配した雷雨にも遭わずに白山・別山を十分に堪能でき、素晴らしい景色や数多くの高山植物と花に出会えた事に感謝して先に下山していたO氏と共に後にしました。

※花の名前で知らないもの、分からないものがありました。
 また名前の間違っているものがあるかもしれませんのでご容赦くださいませ。

| mt. | 03:14 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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山トレと伝説の池を尋ねて

今日は地元の山へトレーニングと、山頂付近にある伝説の池を尋ねて来ました。

11:50 午前中に用事を済ませていたので、お昼近くになって登り始めました。しかし、天候に恵まれたのと林間を行く登山道に程好い風もあって快適な山歩きとなりました。最初の急登は高圧線の保守管理用と併用で鉄塔位置の案内板のおかげで現在位置と登山道が分かり易く、また鉄塔がある所では樹木が切り開かれている為に展望は良好でした。眼下に見える町は生まれ育った日常の世界、それに比べここは別世界。草木に花、野鳥や野生動物など自然との出会いを楽しみ、時には遠くの峰に思いを馳せながら歩ける事に幸せを感じます。

**登山口と上側の高圧送電線保守道と兼用の登山道**
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13:30 登り始めて1時間30分、一つ目の小島山山頂(863.5m)に到着。林の中で眺望はないが夏日の今日には木陰が嬉しく遅めのランチを頂きました。風の向きか時折、下の採石場から掘削の音が聞こえてくる以外は野鳥の心地良い鳴き声が心地良く聞こえて来ました。

**一つ目の小島山山頂(863.5m)の二等三角点**
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13:45 尾根伝いに少し行くと尾根に沿って杉の伐採がされていました。まさか林道の延長工事?それとも間伐?余計な憶測をしてしまいます。と、言うのも直ぐ近くには二方向からの林道が隣接しており、その一つは尾根の登山道脇に平行してあり、残りの一つとは直線距離500m程で接続も容易に思えるからでした。尾根伝いの登山道はしっかりしている割には落ち葉が目立ち踏み後も少なく、山ブームとは言えマイナーな山の部類にある事を感じずにはいられませんでした。

**尾根上の登山道と直ぐ下を並行する林道がある区間です**
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14:30 開けたくぼ地がある場所に出たところで林の隙間から池らしきを確認。その直後、突然の甲高い鳴き声に驚いた私は、それが池の方からである事を直感的に感じて注意深く見下ろしました。まさか大蛇?なんて言う事は思わなかったが、不気味に感じてしまった事は確かでした。鳴き声の主はどうやら鹿で、侵入者がいる事を仲間に知らせたようです。
地図には載っていませんが地形から間違いなくここが古賀ヶ池(ふるかがいけ)である事を確信して、くぼ地の周囲を回りながら下へと降りてみました・・・

さて、多くの方がご存知かと思いますが、地元には竜神に纏わる「夜叉ヶ池」伝説があり、登山シーズンになると一目、池を見ようと全国から多くの観光客や登山者が訪れています。また、毎年イベントも行われ「夜叉ヶ池伝説 道中祭り」と称して盛大なお祭りイベントが開催されています。過去には舞台や映画にもなった事があり、メジャーな存在と成っています。

実は、地元にはもう一つ大蛇に纏わる「古賀ヶ池」(ふるがかいけ)伝説があります。
今では「夜叉ヶ池」の竜神伝説に圧されて知る人も少なく、実際に現地を訪ねると林道の池の入口にあった案内板は朽ち果てて古賀ヶ池の看板も彫り文字の色が抜け地面に横たわっています。季節によっては落葉や雪、草などで発見は困難かもしれませんね。
池のほとりには祠がありますが、長年の雨や風、雪にさらされて倒壊、朽ち果てています。自然の悪戯とは言え、この状態までと割り切れない所があります。今は管理されていないのでしょうか?気になるところです。この場所も言い伝えもいつの間にか忘れ去られてしまう気がしてなりません。

**朽ち落ちた銘板と右上は健在時の祠(ふるさと小島より)で右下は現在の様子**
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**大蛇伝説の古賀ヶ池(ふるかがいけ)神秘的です**
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**「ふるさと小島」より**
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「古かが池の大蛇」
小島山を登って山頂に着くと、池があります。
その池の名前を古かが池といいます。古かが池を見渡すと、池の近くには祠が建っています。何故こんな所に祠が建っているんでしょうか。その訳は、こんなお話があるからですよ。
 むかしむかし、この村に一人の猟師がいました。ある日、愛犬を引き連れて、小島山の頂上にある古かが池の辺りまで猟にやって来ました。ちょっと休もうと腰を下ろしました。猟師の犬も大変喉が渇き、池の近くまで来て水を飲もうとしました。すると突然池の水面が波立って中から今まで見た事もない様な大きな蛇が、顔を出し大きな口を開けて、犬を一口に飲み込んで池の中へ消えてしまいました。
 猟師はあっと言う間の出来事に声を出す事も出来ませんでした。やがて我に返ると毎日可愛がっていた犬が飲み殺された悲しさに、怒りが込み上げ「よし、敵は取ってやるぞ」と決心しました。家に帰ると早速、稲藁で、偽の犬を作りました。次の日、その偽の犬を持って古かが池へと登って来ました。「よし、今日こそは大好きな犬の敵討ちだ」とその偽犬を池の水際に置き、自分は離れて草陰に隠れ、鉄砲に弾を込めて、大蛇の出るのを、今か今かと待ち構えていました。
 暫くすると、昨日の様に池の水面が波立って大蛇が現れ大きな口を開けて、偽の犬を飲もうとしました。「よし、今だ。」とばかりに猟師は鉄砲の引き金を引きました。ダァーン、鉄砲の音は辺りの静けさを破り、山々にこだましました。すると大蛇は怒ってギラギラッと光らせ、猟師目掛けて追っかけて来ました。びっくりした猟師は次の弾を打つ間もなく、大蛇の姿の恐ろしさに、一目散に逃げ出しました。ザザザァー大蛇は猟師を追い掛けます。クマザサの中、木々の中、ただただ逃げるだけです。直ぐ後からは恐ろしい顔をした大蛇が追いかけて来ます。すると目の前が急に行き止まりになり、その先は崖です。もう飛び降りるしかありません。猟師は心の中で「神様お助けください。」と祈りつつその崖を飛び降りました。猟師は体にできた怪我にも構わず。一目散に逃げて粕川までやって来ました。川を渡り、瑞巌寺村に辿り着き、そこの氏神様の社殿の中に隠れました。顔は真っ青、衣服はボロボロ、身体はガタガタ震えていました。そしてそこにある神様に一生懸命に祈り続け恐ろしい大蛇から助かる事ができました。
 一方、大蛇は猟師を追って崖を崩したり、谷を壊したりしながら追い掛けて来ましたが、大勢の村人が、大きな声で騒いでいるので、猟師を追うのを諦めて、田た畑を荒らしながら、もとの古かが池へと帰って行きました。この大蛇が壊した谷は大雨が降る度に溢れて、下流の田畑は水害に悩まされました。この谷を村人達は蛇が谷と言うようになりました。また、この辺りの田畑は不作が続いたので、蛇の祟りだと言い、この大蛇の心を静め様と古かが池の畔に小さな祠を建てました。その後は古かが池から大蛇が現れ、村人を困らせる様な事はなくなったそうです。今もその祠が残っています。小島山に登ったら、一度見てみましょう。
「いび川のむかし話」(揖斐川町教育委員会)を参考文献にした「ふるさと小島」より

池に下りてみると日照りで減水した池は直前まで鹿が水浴びをしていたのでしょうか濁って泥には足跡が残っていました。池に何が棲んでいるのだろうと覗き込みますが濁りで何も見えません。時折鳴くヒキガエルが確認できただけでした。ここにいるとなにか昔話の世界に引き込まれそうになりそうで次の山へ急ぎました。

15:00 林道に出る手前に杉林の小山がありますが、その尾根伝いに詰めた所がムネ山(905.4m)となり、植林の食害を防ぐネット沿いに三角点はありました。表示板も無いこの山で一番高い山頂となります。ネット越しに見える伊吹山や奥美濃の藪山と言われる山並みがくっきりと見渡せました。

**この山の最高峰ムネ山(905.4m)です**
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帰りは帰着時間を考えて、登山道に平行している林道を戻ります。
林道終点手前で噂のクロカン四駆車が放置されていました。多分、1970年代の初期型ダイハツタフトだとしたら排気量は1000cc、幌車仕様で当時、この手の車の中では気軽に手に入れる事が出来て人気の車でした。何があって今もここにあるのか分かりませんが、見付けた人はきっと懐かしく思い、最近は少なくなったクロカン四駆=男のロマン見たいなところで話題を振り撒いてくれているのだろうと想像しちゃいました。尾根伝いの登山道を下ると以外にも堀状になった古道が入り組んでいる事に気付き、ここは地図読みして間違わないように下山します。
16:00 白樫山(568.8m)の三角点を見付けて小休止。ここにも表示板がありませんでした。

**放置車が懐かしいクロカン四駆であるからこそ話題性がある様に思えた**
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小島山のほぼ尾根伝いに1本の送電ライン(西側)とそれより下の中腹にもう1本の送電ライン(東側)がほぼ並んで南北に走っており、行きの前半は西側の送電ラインとなる高圧線に沿って登りましたが下りの後半は東側の送電ラインとなる高圧線に沿って降りました。下部の鉄塔からは右の谷の林道に降り、県道を経て茶畑の上にある登山口駐車スペースへ戻り終了です。多少の疲れはあるものの特に筋肉痛もなく無事に戻って来れました。
毎日眺めている地元の山をあらためて知る事で一層、郷土愛が増した様な気がしました。

**小島山山頂へは他にもルートがありますが今回は春日滝地区からでした**
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次回は、泰澄大師 白山開山 1300年記念の年にあたり、前回の経ヶ岳に続き、ゆかりのある山を予定しています。

| mt. | 17:01 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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