"山爺とSpey"

Fly Fishingに魅了され半世紀、今は桜鱒、虹鱒、白鮭など本流の釣りに嵌っています。

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イワナの楽園と、ランプの宿(North Alps編)

今シーズン、最後に尋ねた源流は、イワナの楽園と、日本一遠い温泉にあるランプの宿でした。
当初、単独の登山&源流釣りを計画していましたが、去年知り合った「黒部のイワナを愛する会」で活動する工藤さんから声を掛けて頂き、台風接近により延期、通過後に二人で入山。
4日間を共に行動させて頂き、その活動の一部を体験させて頂きました。

1日目
6:10 折立より入山。
天候に恵まれ、順調に三角点へ。

**台風一過、まずまずのお天気です。工藤さんはボッカです**
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10:00 太郎平小屋で休憩。
小屋番の一樹さんは登山道の整備に出ておられ留守、この先でお会い出来るのを楽しみに先ずはランチタイム、食べたかったキーマーカレーはなかったが、代わりのビーフカレーも美味かったです。
休憩後、第一の目的地で宿となる薬師沢小屋に向かいました。

**行きに太郎平の一樹さんとスタッフが登山道整備をされていました**
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台風の後でしたが増水も影響はなく、全ての渡渉橋は問題なく渡れました。崩壊地辺りで太郎平小屋の一樹さんとスタッフの方にお会いできご挨拶、登山道整備も大変な作業とあらためて感謝でした。
そこから直ぐ先で、やはり登山道整備をされていた薬師沢小屋の赤塚さんとスタッフの方にもお会いできてご挨拶、一年振りの再会でした。
13:00 薬師沢小屋へ到着。
空模様が怪しくなって休憩もそこそこに薬師沢へ入渓、沢上げ用のイワナ集めです。色々な条件が重なった事で直ぐに黒部イワナとご対面できました。その後も一つのプールで数匹がアタックしてくれ、イワナの楽園は健在でありました。小屋からそんなに遠くない所で、とうとう雨に降られてしまい急いで小屋へ退散、この日は泊り客も少なくマッタリした時間が過ごせました。明日はいよいよ雲ノ平、高天原です。

**良形ぞろいが殆ど、尺イワナも珍しくない・・・**
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2日目
7:00 薬師沢小屋から樹林帯の急登を上がり雲ノ平へ。
10:15 木道をのんびり歩くと開けた場所が出現、アラスカ庭園です。

**雲ノ平、アラスカ庭園。槍ヶ岳も見える**
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いきなり周りの名峰が見渡せる感動的な雲ノ平のはじまりです。少し歩くと槍ヶ岳が姿を見せてくれてラッキーでした。更に奥日本庭園、奥スイス庭園、アルプス庭園と、高山に広々とした自然のままの庭園が見られまさに別天地、何度訪れても新鮮な気持ちになれます。
祖母岳、アルプス庭園の斜面は一段と紅葉が進んで美しく、雲ノ平山荘でコーヒーを飲み眺めるのも良いでしょう。

**水晶岳(黒岳)や雲ノ平山荘**
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雲ノ平山荘を過ぎて直ぐに高天原方面に向かいます。長時間揺られてイワナが心配になりましたが、過去の実績から大丈夫との事でした。しかし、通常より水が多過ぎて運搬がきつかった事もあり、様子を見て少し調整する事になりました。なるほど言われたとおりイワナはいたって元気、水を通常量にして高天原峠を下り、沢で時間を掛けて水温調整した後に放流、全ての岩魚が元気に泳いでいきました。

**数時間掛け苦労して運んだ黒部イワナを放流します。元気でした!**
kurobenoiwana release 

**動画もどうぞ!**


あの重量をここまで担いできた工藤さんには恐れ入りました!私には真似のできない事で賞賛に値します。本当にお疲れ様でした。

高天原そして温泉・・・今年どうしても行きたかった場所。
遠くて中々チャンスに恵まれませんでしたが、念願かなってようやく行って来ました!
木道を歩きながら時々仰ぎ見ると、圧倒的な岩稜、黒岳が整然と構えています。
そう、ここは日本のウィルダネス!地形的にも環境的にも大自然そのままに国立公園として保護された特別の場所なんです。凄い!凄い!本当に素晴らしい!と何度も独り言を言ってました。

**日本のウィルダネスとも言える高天原**
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三年前に新築した真新しい高天原山荘で小屋主人の高橋さんのご挨拶を済ませてからサンダルを借り「日本一遠い温泉 高天原温泉からまつの湯」へ・・・ここココ、ここに入りたかったんだよねぇ~
泉質:単純硫黄泉(硫化水素型)
源泉温50~60度
態様:源泉掛け流し100%
効能:神経痛、高血圧、痔疾、皮膚病、婦人病、糖尿病、冷え症など

工藤さんと私のほかにお客さんは一人、ほぼ貸切状態でゆっくり温泉に浸かり、ランプの宿では気兼ねない開放感と、念願が叶ったお祝いにビールで乾杯!山荘の高橋さんやスタッフのYuちゃんも交えてお喋りで過ごしたかったのですが、酔っ払っちゃって睡魔に・・・だから満天の星空を見る事が出来なかったのが心残りで来年に持ち越しとなりました。

**ランプの宿、高天原山荘と、日本一遠い温泉 高天原温泉からまつの湯**
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3日目
5:30 -0.5℃!霜が下りて草木や木道も真っ白になっています。この秋、一番の寒い朝を迎えました。
ストーブで暖かい食堂は居心地良く、ゆっくり朝食を済ませて過ごしました。
8:20 日が当たる頃に出発、沢でイワナの棲息状況調査をしてから高天原峠に上がり、E、D、C、沢を経てB沢を黒部川の出合まで下ります。

**高天原峠からB沢を経て黒部川本流へ、大和さんの描いたイラスト看板、可愛いです!**
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13:30 B沢と本流との出合でお弁当ランチを頂きましたが、あの時の手作りかりんとう美味かったなぁ~
15:00 二つ目の滝まで歩き、その先を釣り上がりました。頃合も良く、まさに楽園状態、中々前に進めませんでした。小屋近くのプールまで来た頃、雨が降り出し納竿、短い区間でしたが十分に堪能できました。
その夜は工藤さんと、取材に来ていたFFメーカーTIEMCO社の松下さん、秦さん、ガイドの文蔵さん、小屋の赤塚さん、大和さん、料理長さん、常連のお客さんも交えてプチ宴会、工藤さんの差し入れたマグロ、カツオのお刺身、美味かったなぁ~。普段呑まない私も呑みたくてまたまた酔っ払っちゃいました。あの時間は最高に楽しかったです。

**薬師沢小屋の皆さん、最高に楽しかったよ!来年も宜しくね。**
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4日目
6:30 朝食を済ませて帰りの準備、あっと言う間の時間でした。
スタッフの皆さんと小屋の前で記念撮影をしてお別れです。ちょっと寂しい気持ちの中で小屋を後にしました。
崩落地を過ぎた辺りまで来た時、初日より紅葉が一段と進んだように思え、色付いた葉っぱは霧雨の露で光りとても綺麗でした。

**紅葉が綺麗で度々足が止まります**
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9:00 途中から小雨となり雨具を着ましたが、第3渡渉橋手前で雨も上がり休憩がてら脱いで、ここからは太郎平手前まで急登です。工藤さんは頼まれたキャベツなどを太郎平小屋へ届ける為に帰りもボッカです。辛いとかそんな言葉は一切言われません、タフです!凄いです!!
10:20 太郎平小屋到着、一樹さんやスタッフの皆さんに挨拶してランチタイム。Bishalさん、カレー美味しかったです。ご馳走様でした!
12:10 太郎平小屋出発。途中、三角点で休憩、有峰湖を眼下に二人とも快調に歩けました。
14:30 折立登山口へ無事に下山。工藤さん、お疲れ様でした!4日間ご一緒して頂きありがとうございました。

**紅葉だけでなくまだまだ花も見られました**
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今シーズン最後の源流釣りと山歩きは終了しました。この間、共に行動してくれた「黒部の岩魚を愛する会」の工藤さん、ありがとうございました。また、お世話になった太郎平小屋の一樹さん、スタッフの皆さん、薬師沢小屋の赤塚さん、スタッフの皆さん、高天原山荘の高橋さん、スタッフのYuちゃん、夜を楽しくしてくれたTIEMCO社の松本さん、秦さん、文蔵さん、東京から来られた常連さん、そして太郎平グループスタッフの皆さん、お世話になりありがとうございました。
次回は春のBCスキーからお世話になりますので宜しくお願いします。
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白山・天空のお花畑と池めぐり(泰澄大師 白山開山 1300年記念)

泰澄大師 白山開山 1300年記念の年にあたり、4月の勝山市 白山平泉寺で口火を切り、6月初旬の経ヶ岳(1,625m)に続き、6月中旬の三ノ峰(2.128m)、別山(2,399m)の後、今回は白山 御前峰(2,702m)と大汝峰(2,694m)を尋ね、天空のお花畑と池めぐりを楽しんで来ました。

**御前峰(2,707m)・白山神社・下方に見えるは室堂ビジターセンター**
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**高山植物とお花①**
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**高山植物とお花②** 
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Link 白山 日本百名山、新日本百名山、花の百名山及び新・花の百名山(Wikipediaより)

**高山植物とお花③** 
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登山ルートはアクセスと時間の都合で禅定道ではなく平瀬道ルートとしました。二日目の天候が今一との予報に翌日予定を繰り上げて2ピークとお池めぐりを歩きお花畑が素敵な白山を満喫しました。
室堂に到着して最初に霊験あらたかな白山神社に参拝、登山の安全を願いお守りを授かってきました。

**左上の尖ったが山が現在は立入り禁止の剣ヶ峰(2,677m)と、お池めぐり**
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**高山植物とお花④** 
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**高山植物とお花⑤**
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そういえば大汝峰から降りる途中、白装束の信者さんとすれ違いました。日本三霊山の一つと言われるだけあってそのいでたちは泰澄大師の姿をダブらせるかのようで開山の古来からここを訪れた多くの修験者達がしたと思われる錫杖を突く音と般若心経がさも聞えてくるようでした。

**大汝峰(2,694m)**
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**高山植物とお花⑥**
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**高山植物とお花⑦**
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盆を過ぎた平日の白山は登山客も少なく、夕食までの時間は周辺の散策や食堂が併設の室堂ビジターセンター内フリースペースで読書も良し、時間になればお代わりありの食堂でイッパイやるのも嬉しいですね。

Link 白山ベストガイド(一般財団法人 白山観光協会より)

**上、ビジターセンター食事 下、平瀬の次平 大白川温泉露天風呂**
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■初日・登り
→実タイム=室堂まで4時間(コースタイム=4時間30分)→
※実タイムには小休憩や撮影時間も含む

初日・登り:白水湖畔ロッジ6:10→2時間2分(2時間50分)→8:12大倉山避難小屋8:13→49分(45分)→9:02カンクラ雪渓9:03→32分(45分)→9:35展望歩道分岐9:37→13分(10分)→9:50白山室堂10:10→38分(40分)→10:48御前峰(2,707m)11:00→43分(40分)→11:43お池めぐり分岐→4分(5分)→11:47大汝峰下の分岐11:48→19分(20分)→12:07大汝峰(2,684m)12:41→17分(10分)→12:58大汝峰下の分岐13:00→2分(5分)→13:02お池めぐり分岐13:03→山頂池めぐりコース57分(45分)→14:00白山室堂・宿泊棟はこざくら荘、ゆっくり睡眠がとれました。

**高山植物とお花⑧**
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■二日目・下り
→実タイム=白水湖畔ロッジまで3時間40分(コースタイム=3時間)→
※実タイムには小休憩や撮影時間、大倉山での三角点探しの時間も含む

二日目・下り:白山室堂7:30→10分(10分)→7:40展望歩道分岐7:40→40分(30分)→8:20カンクラ雪渓8:21→37分(30分)→8:58大倉山避難小屋9:00→2時間10分(1時間50分)→11:10白水湖畔ロッジ

**高山植物とお花⑧**
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**高山植物とお花⑨**
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下山時には登りで見る事が出来なかった私の好きな蝶、「アサギマダラ」を何匹も見られ、多くの写真や動画を撮るのに下山を忘れるほどでありました。そう言えばアサギマダラのほかに赤とんぼ(アキアカネ)も群れで沢山見られました。樹林帯に入る頃には野鳥も見られその鳴き声の心地良さに聞き入る事も度々でした。

**アサギマダラ・ニュウナイスズメ?・赤とんぼ(アキアカネ)**
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今年の登山は、泰澄大師 白山開山1300年 ゆかりの地を尋ね、白山に登ろう!という計画は七割方達成、残す所もこれから詰めて行きたいと思います。

| mt. | 21:57 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

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西穂独標・双六岳~三俣岳~鷲羽岳~水晶岳

夏休みを利用して、北ア/西穂独標・北ア 裏銀座/双六岳 三俣蓮華岳 鷲羽岳 水晶岳を歩いて来ました。
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《初日》
午後に現地到着、台風5号を登山口付近駐車場でやり過ごす。
雨台風は沢や谷を増水させ轟音とともに流れ落ちている。
《二日目》
7:40 入山
登山指導センターで情報を入手後、雨の中、入山。
沢渡りで滲みた登山靴を不快に思いながら小池新道に入る。
回復傾向から霧が僅かながら上昇し始めている。
ここらで写真をと思った時、カメラ&スマホを入れたバッグを忘れた事に気付いた。ここまで来てショックだったが一度、引き返す事にした。
縦走用の70-95Lザックが更に重くなった気がした。
取って返すつもりだったが気持ち的に疲れ、計画変更、温泉でゆっくりして天候の回復を待つ事にした。
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《三日目》
8:00 入山(新穂高ロープウェイ)
雲は厚く高所では雨模様ではあったが流石にジッとしていられなく西穂独標まで足慣らし。
時間と共に晴が広がり、特に笠岳方面の展望は抜群。槍も雲の切れ間から見える。
8:28 西穂山荘着。
ロープウェーで一般の方も多く山岳でありながら観光地的光景が垣間見える。 
10:15 丸山着。(2,452.0m)
アタックザックのおかげで快適な山歩きは、あっと言う間に丸山へ。
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眼下の上高地と花を楽しみながら前方の岩稜に辿り着くと鎖場を登り西穂独標へ。
11:08 西穂独標。(2,701.0m)
休んでいるうちに霧が掛かりはじめ直ぐ先さえも見えなくした。
岩稜のピラミッドピークなど幾つかを1時間半ほどで西穂高岳山頂となるが、欲が出るのをグッと押さえて明日に備える事にした。
14:20 帰りには鍋平高原でゆっくりランチ、ついでにビジターセンター山楽館を久し振りにのぞいてみた。
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《四日目》
7:30 新穂高より入山。
林道を歩き、わさび平小屋で小休止した後、左俣谷を外れ小池新道へ。
沢の水も落ち着いて整備された石畳の登山道はありがたいが、雲に覆われた尾根は殆ど見えない。
秩父沢、チボ岩、イタドリヶ原、シシウドヶ原、熊の踊場を上がると鏡平に出る。
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11:40 鏡平山荘で早めのランチ、山荘のカレーライスは程良い辛さとコクで食欲が進む。残念ながら雲に阻まれて槍ヶ岳を見る事は出来なかった。
尾根に出ると弓折岳分岐で左は笠が岳方面へと続く。
右への尾根上にはお花畑が広がり、残雪は暫く解けそうにないだろう。
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尾根を下ると前方にテン場と双六小屋、後方に鷲羽岳も見えてくる。
双六池、賑わってるテン場から石垣の間に立つ富山大学診療所、双六小屋のベンチまわりは登山客でいっぱいだった。
14:00 双六小屋着。それにしても双六小屋のケーキは美味かったなぁ~
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《五日目》
5:20 双六小屋出発。
雲と霧で殆ど見えない中、稜線ルートを双六岳へ。
結構、広々としている尾根ではあるが雨も降り出し撮影どころではなくなった。
6:20 双六岳頂上。(2,860.4m)
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双六岳は雲で覆われ眺望なし、休む間もなく手早く写真を撮り、稜線ルートから中道との分岐を経て丸山(2,854.0m)から三俣蓮華岳へ向かう。
7:25 三俣蓮華岳頂上。(2,841.4m/300名山)
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頂上付近は雲の中、視界が悪く展望は利かない。それでも居合わせたご夫婦に写真を撮ってもらう。
なだらかな花畑の中を下って行き巻道の分岐を過ぎると下方にテン場と三俣山荘が見える。テン場は沢沿いに転々としてその中を進むと山荘に辿り着く。
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8:05 三俣山荘着。
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三俣山荘「黒部の山賊」で有名な伊藤正一さんが再建された山荘、黒部源流や裏銀座の事を伊藤さんなくしては語れない。
運良く晴れ間が出はじめて雲の切れ目からは槍ヶ岳を見る事ができた。
目の前にある鷲羽岳も頂上部分は雲に隠れてはいたが見る事はできた。
小屋でお手伝いの低学年の男の子の接客に感心しつつ酵母パンとネクターを購入。
正面に見える槍は特別な存在感があり、ベンチで眺めながら頂いた。
鷲羽岳への急坂を上ると右下の雲の切れ目から鷲羽池を見る事ができた。
9:42 鷲羽岳頂上。(2,922.4m/百名山)
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割と広い頂ではあるが依然、雲の中。ここで引き返す方も多いようでした。
特に休む事もなく岩場をトラバースしてロープも問題なく進み、ワリモ岳(割物岳2,888.0m)直下、ワリモ北分岐を通過。
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途中で雨に降られて合羽を着たり脱いだりしながらも展望が望めない分、お花畑では足が止まる。
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11:20 水晶小屋着。
小休止して稜線を行くと岩場になり一箇所あるハシゴも難なく越える。
11:55 水晶岳(黒岳)頂上。(2,977.9m/百名山)
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水晶岳の頂上は狭かった。写真を手早に撮り後続の登山者に譲る。三角点はこの直ぐ北の下にある。
12:30 水晶小屋着。
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水晶小屋でランチ。名物の「げんき汁」はゴボウと焼餅が2個入ったお雑煮の様なものでとても美味しかった 
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ワリモ北分岐から岩苔乗越を黒部川源流に沿って下りる頃、晴れ間が覗き始め強い夏の太陽が照り始めると祖父岳の雪田が緑の中に真っ白に見える。少し上がると源流とはお別れ「黒部川水源地標」を確認してそこから沢沿いに上がり三俣山荘へでる。
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15:10 三俣山荘泊まりも考えたが、明日以降の事を考えて小休止のみで三俣蓮華岳手前まで登り返し、巻道との分岐を双六小屋方面へと行く。
巻道は双六岳と三俣蓮華岳をショートカットしていて見事なお花畑と幾筋もの沢を渡るルートで下りが多く歩き易い。
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双六側の巻道分岐を過ぎて眼下に双六小屋とテン場が見えはじめる。
16:55 双六小屋着。二日目ともなるとこの山域の中核を成す小屋である事も含めて居心地良く思えるのでした。

《六日目》
4:50 小屋前で夜明けを待つ。どうやらご来光も拝めそうです。
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ふと振り返ると山と小屋が赤く染まってプチ・モルゲンロートに感動でした。20170808_13kitaalps18.jpg

6:20 下山開始。
天候も回復してきて雨の心配はない。
ただ、山頂付近は未だに雲や霧が掛かった状態に見える。
出る時にここで知りあえテン泊をされていた方に声を掛けられご挨拶。
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下りはコースタイムを縮める事を目標に下山、とは言ってもトレランではなく無理がない程度に下りる。
くろゆりベンチ、雪田花見平は眺めも良く快適に尾根を行くと弓折分岐よりは上がりの登山者も増え鏡平山荘は賑わっていた。
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鏡平小屋に下る道で青空の中に霧が掛かった槍ヶ岳が見え始め、鏡平に着く頃にはその姿を現しました。ここから見る槍も存在感があり、力強く美しい。
7:50 鏡平山荘着。
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行きは時間的にカレーでしたが、帰りは名物の「抹茶あずきカキ氷」、槍を見上げながら頂きました。
小池新道では沢山の登山者と出会いましたが皆さん挨拶も良く元気に登っておられました。
突然、現れた荷揚げのヘリはそのうち何度も気忙しく飛び運んでいました。
9:30 林道に出る。
9:50 わさび平小屋着。
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水槽で良く冷えた新鮮なトマトとキュウリを塩を振って頂く、これがまた最高に美味い!
淡々とした林道歩き、麓へ下りてくると新穂高といえども暑いのだが途中で熱い体を天然のクーラーで冷やしてくれるのが風穴です。行きも帰りも必ず寄ります。その心地良さについつい長居をしてしまいます。
11:20 新穂高へ下山。
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■高低差 1887.9m 
               登山口 新穂高 1,090.0m
               最高点 水晶岳 2,977.9m

■行きのコースタイム ①+②=14時間20分
       (Myコースタイム ①+②=12時間05分)
①行き:新穂高~鏡平山荘~双六小屋(泊)
        コースタイム7時間20分
        (Myコースタイム6時間30分)
②行き:双六小屋~双六岳~三俣山荘~三俣蓮華岳~鷲羽岳~ワリモ岳~水晶小屋~水晶岳
        コースタイム7時間00分 
        (Myコースタイム5時間35分)

■帰りのコースタイム ③+④=10時間 
        (Myコースタイム9時間)
③帰り:水晶岳~岩苔乗越~黒部川源流~三俣山荘~(巻道)~双六小屋(泊)
        4時間45分
        (Myコースタイム4時間50分)
④帰り:双六小屋~鏡平山荘~(小池新道)~わさび平小屋~新穂高
    コースタイム5時間15分
        (Myコースタイム4時間10分)

●お世話になった山小屋
      三俣山荘・水晶小屋
                  西穂山荘


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今回は、台風の影響から計画変更をしての登山となってしまった。
北ア・裏銀座のゆったりした尾根を素晴らしい眺望と数々の花を楽しみながら歩きたかったが行く先々で雨と雲に阻まれ、下からピークを眺めながら登る事はできなかった。自然とは思うようにはならないものである事は承知だが正直悔しい。しかし、山で出会えた人達と僅かな時間を語り合い過ごせた事は大切な思い出となりました。
いつか青空の下、尾根歩きを楽しみながらそびえ立つピークを目指したいものです。

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縦走に備えて・・・テント&ザックのメンテ

梅雨明けしたと言うのにいつまで経ってもハッキリしない空模様です。
縦走を前にして遅れていたテントとザックのメンテナンスをしました。
テントは長い付き合いとなっているARAI TENT-AIR RAIZ2、去年の仙丈ケ岳以来です。
ザックは縦走用のKarrimor Cougar70-95です。
使用した撥水剤はNIKWAX テント&ギア・ソーラープルーフです。

《参考リンク》

■テント
テントを設営して本体、フライともに点検、補修箇所の確認をします。
【補修箇所】
 ①部分的に浮き剥がれてきたシームテープ (本体底部分とフライ)
 ②ソースか何か分かりませんが垂れた染み (本体右サイド部分)
 ③擦れて小さな穴が数箇所 (本体底部分)
 ④以前から気になっていた撥水性(本体底部分とフライ)

【補修処理】
 ①シームテープはアイロンの化繊2~3で当て布をして軽く数度撫でて熱溶着。
  下の写真、Before&Afterの様に上手く再熱溶着する事が出来ました。 
 ②染みは濡れタオルに中性洗剤を付けて軽くこすり、ほぼ消す事が出来ました。
 ③テント用リペアーシートを適当な大きさにカット、角丸にして両面から貼り付け。
 ④テントを設営した状態で水道水を掛けスポンジで軽くこすって水洗いで汚れ落し。
  濡れた状態のまま、「NIKWAX テント&ギア・ソーラープルーフ」をスプレー。
  かけ過ぎて白い部分は濡れタオルで拭き取り日陰で自然乾燥すればOKです。

**シール熱溶着:フライと下テント本体底のBefore/After
tent zack1 

■ザック(リュック)
ザックは手洗いした後、水切りをして中に新聞紙などを詰めて形作りをしておきます。こうする事によってNIKWAXのスプレーが隅々まで浸透させる事が出来ました。
【補修箇所】
 ①サイドポケットのホツレ
 ②トップリッドの汚れ
 ③ローコンパートメント蓋と底側の汚れ
 ④背中部分やショルダーストラップ、ヒップベルトの汗などによる薄汚れ

【補修処理】
 ①は化繊糸で2~3往復を手縫い補修しました。
 ②③は各パーツを外し汚れの酷い部分は消ゴムで消たり中性洗剤でこすっておく。
  ②③④タライに浸せる位のぬるま湯と適量の中性洗剤を入れて1~2時間浸ける。
  軽く手洗いして水に入れ替え、ザックを押さえる様に濯ぎ洗いを数回繰り返す。
  水が泡立たなくなるまで続けたら影干しのようにして余分な水切りをる。
  濡れている内に「NIKWAX テント&ギア・ソーラープルーフ」をスプレーする。
  かけ過ぎて白い部分は濡れタオルで拭き取り日陰で自然乾燥すればOKです。

**左上 フライ・右上 ザック・左下 テント本体・右下 テント底 **
tent zack2 

「NIKWAX テント&ギア・ソーラープルーフ」1本でテントフライとザックの2つを撥水加工する事が出来ました。
午後から陽も射し始め、適度な風にテントもザックも徐々に乾き始めています。
明日からは計画に合わせて全ての携行品などをチェック!現地で不備となら無い様にしたいですね。

| mt. | 19:21 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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白山・別山(2,399m) 石川県 岐阜県

泰澄大師 白山開山 1300年記念の年にあたり、今回はゆかりの地ともいえる白山山系、三ノ峰(2.128m)別山(2,399m)へ、友人のO氏と登って来ました。

2017年6月18日(日) 曇り
入梅してから空梅雨傾向で晴続きでしたが、この日は曇りとなり日差しが和らぎ比較的、快適な登山となりました。

**上小池登山口より入山、尾根歩きは気持ちがいいです**
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午前5:00 福井県大野市の上小池登山口より入山。最初は急登、尾根をまたぎ汗が出始めた頃に山越邸跡で小休止です。
林の中を歩き、急登を上がった所が鳩ヶ湯新道との出合いで六本檜です。

午前6:30 小休止して尾根筋を三ノ峰へと向かいます。途中で高山植物と花を探しながら景色も楽しみながらスマホ撮りが忙しい二人でした。

**アカモノ・イブキスミレ・ノリウツギ・?**
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午前7:30 剣ヶ岩(1.671m)付近で小休止。雪渓が目立つようになり前方には大きく三ノ峰が見えます。登山道脇のお花も増えてきましたが中でも夏の花、ニッコウキスゲが一本だけ蕾を膨らませて見付けた時は嬉しくなりました。左の尾根の先には9日前に登ったばかりの経ヶ岳(1.625m)が見え、つい最近なのにこんな時は不思議と懐かしく思えます。

**ニッコウキスゲ・?・シナノキンバイ・?**
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急登をゆっくり上り、時々は今来た尾根と山並みを見返して、まだまだだなぁと言い聞かせ登りを繰り返します。尾根の左前方を見ると遠くに残雪を抱いた白山が見えるようになり、尾根の右側には満開のハクサンイチゲが数多く見られるようになりました。急登を登り切った所に建つ弁柄色した小屋が三ノ峰非難小屋です。

**ハクサンイチゲ**
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午前9:00 三ノ峰非難小屋に到着。直ぐ横の雪渓でクールダウンも直ぐに冷えてしまいました。

**三ノ峰非難小屋とその東側にある雪渓にて(同行の友人O氏)**
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午前9:10 三ノ峰に向かう尾根で山桜が満開だったのを見付け二人で撮影会。環境が厳しい中からか全体に小ぶりの可愛い花を着けていました。

**アマドコロ・タカネザクラ・ツバメオモト・シナノキンバイ**
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午前9:20 三ノ峰頂上に到着。ここからの残雪期の別山は格別です。ゆっくり堪能してここでO氏と別れ別山に向かいます。
山頂を駆け下りると今日初めての雪渓歩きです。これがいつも楽しくて仕方がありません。残念ながら・・・いや、運良くアイゼンを必要とせずステップワークで楽に通れました。
その先の尾根を登ったピークが2.208m、やや見下ろした先には広々とした別山平が広がっています。まだ早いのか期待するほどのお花畑になっていませんでした。また御手洗池は雪渓に埋もれてほんの少しだけ水面が光って見えました。

**ツマトリソウ・イワカガミ・?・ハクサンチドリ**
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別山平を過ぎる頃には霧が出始めて時折、山頂を隠してしまいます。最後の急登を登り切れば別山頂上まで少しです。

**別山平と霊峰白山 別山神社。御嶽山が雲の上に見える**
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午前10:50 別山頂上に到着。360度の眺望が素晴らしい!
白山は霧が掛かっていましたがその内に晴れてくると思われました。北アルプスは一部しか見られなかったが御嶽山は雲の上にくっきり浮かんで見えました。別山谷の先が湯谷で白水湖が見えます。振り返れば三ノ峰は遠くになり、続く尾根には幾筋もの雪渓が下へと並ぶように見えます。
途中から時々一緒になり声を掛け合っていたご夫婦の方に写真を撮って頂き、ようやく登頂した実感と喜びが込上げてきました。
霊峰白山 別山神社へ参拝。多くの登山者は積石垣に囲まれた境内で風を避け休息をしていました。本来なら山頂から景色を楽しみながらの昼食と言いたいところですが一角に陣取らせて頂きゆっくり過ごさせて頂きました。
いつの間にか薄日が差し、白山の霧も取れて全山が見渡せるようになりました。素晴らしい眺めです。良く見れば白山南竜山荘が見えます。直ぐ下の別山市ノ瀬道の尾根にはチブリ尾根非難小屋も見えます。その向こうには別等出合いの谷筋もくっきり見え、その上の尾根伝いに越前禅定道が通っているのです。もう、私の頭の中には白山登山計画が進行し始めているようです。

**別山頂上(2.399m)より北には白山、南東には三ノ峰への尾根、東の谷には白水湖**
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11:50 別山山頂を出発して別山平~三ノ峰~剣ヶ岩~六本檜~上小池登山口へと返しますが途中で取り損なっていた写真を撮りながら下りました。
必要な水分と行動食を取ながらほぼ休憩なしでO氏の待つ上小池登山口へと順調に下りる事が出来ました。

15:30 上小池登山口に到着。心配した雷雨にも遭わずに白山・別山を十分に堪能でき、素晴らしい景色や数多くの高山植物と花に出会えた事に感謝して先に下山していたO氏と共に後にしました。

※花の名前で知らないもの、分からないものがありました。
 また名前の間違っているものがあるかもしれませんのでご容赦くださいませ。

| mt. | 03:14 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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