"山爺とSpey"

Fly Fishingに魅了され半世紀、今は桜鱒、虹鱒、白鮭など本流の釣りに嵌っています。

<< 2017-08- | ARCHIVE-SELECT | 2017-10- >>

| PAGE-SELECT |

>> EDIT

イワナの楽園と、ランプの宿(North Alps編)

今シーズン、最後に尋ねた源流は、イワナの楽園と、日本一遠い温泉にあるランプの宿でした。
当初、単独の登山&源流釣りを計画していましたが、去年知り合った「黒部のイワナを愛する会」で活動する工藤さんから声を掛けて頂き、台風接近により延期、通過後に二人で入山。
4日間を共に行動させて頂き、その活動の一部を体験させて頂きました。

1日目
6:10 折立より入山。
天候に恵まれ、順調に三角点へ。

**台風一過、まずまずのお天気です。工藤さんはボッカです**
2017oritate.jpg 
10:00 太郎平小屋で休憩。
小屋番の一樹さんは登山道の整備に出ておられ留守、この先でお会い出来るのを楽しみに先ずはランチタイム、食べたかったキーマーカレーはなかったが、代わりのビーフカレーも美味かったです。
休憩後、第一の目的地で宿となる薬師沢小屋に向かいました。

**行きに太郎平の一樹さんとスタッフが登山道整備をされていました**
2017taroudairakoya.jpg 
台風の後でしたが増水も影響はなく、全ての渡渉橋は問題なく渡れました。崩壊地辺りで太郎平小屋の一樹さんとスタッフの方にお会いできご挨拶、登山道整備も大変な作業とあらためて感謝でした。
そこから直ぐ先で、やはり登山道整備をされていた薬師沢小屋の赤塚さんとスタッフの方にもお会いできてご挨拶、一年振りの再会でした。
13:00 薬師沢小屋へ到着。
空模様が怪しくなって休憩もそこそこに薬師沢へ入渓、沢上げ用のイワナ集めです。色々な条件が重なった事で直ぐに黒部イワナとご対面できました。その後も一つのプールで数匹がアタックしてくれ、イワナの楽園は健在でありました。小屋からそんなに遠くない所で、とうとう雨に降られてしまい急いで小屋へ退散、この日は泊り客も少なくマッタリした時間が過ごせました。明日はいよいよ雲ノ平、高天原です。

**良形ぞろいが殆ど、尺イワナも珍しくない・・・**
2017kurobeiwana.jpg 
2日目
7:00 薬師沢小屋から樹林帯の急登を上がり雲ノ平へ。
10:15 木道をのんびり歩くと開けた場所が出現、アラスカ庭園です。

**雲ノ平、アラスカ庭園。槍ヶ岳も見える**
2017kumonodaira1.jpg 
いきなり周りの名峰が見渡せる感動的な雲ノ平のはじまりです。少し歩くと槍ヶ岳が姿を見せてくれてラッキーでした。更に奥日本庭園、奥スイス庭園、アルプス庭園と、高山に広々とした自然のままの庭園が見られまさに別天地、何度訪れても新鮮な気持ちになれます。
祖母岳、アルプス庭園の斜面は一段と紅葉が進んで美しく、雲ノ平山荘でコーヒーを飲み眺めるのも良いでしょう。

**水晶岳(黒岳)や雲ノ平山荘**
2017kumonodaira2.jpg 
雲ノ平山荘を過ぎて直ぐに高天原方面に向かいます。長時間揺られてイワナが心配になりましたが、過去の実績から大丈夫との事でした。しかし、通常より水が多過ぎて運搬がきつかった事もあり、様子を見て少し調整する事になりました。なるほど言われたとおりイワナはいたって元気、水を通常量にして高天原峠を下り、沢で時間を掛けて水温調整した後に放流、全ての岩魚が元気に泳いでいきました。

**数時間掛け苦労して運んだ黒部イワナを放流します。元気でした!**
kurobenoiwana release 

**動画もどうぞ!**


あの重量をここまで担いできた工藤さんには恐れ入りました!私には真似のできない事で賞賛に値します。本当にお疲れ様でした。

高天原そして温泉・・・今年どうしても行きたかった場所。
遠くて中々チャンスに恵まれませんでしたが、念願かなってようやく行って来ました!
木道を歩きながら時々仰ぎ見ると、圧倒的な岩稜、黒岳が整然と構えています。
そう、ここは日本のウィルダネス!地形的にも環境的にも大自然そのままに国立公園として保護された特別の場所なんです。凄い!凄い!本当に素晴らしい!と何度も独り言を言ってました。

**日本のウィルダネスとも言える高天原**
2017takaamahara1.jpg 
三年前に新築した真新しい高天原山荘で小屋主人の高橋さんのご挨拶を済ませてからサンダルを借り「日本一遠い温泉 高天原温泉からまつの湯」へ・・・ここココ、ここに入りたかったんだよねぇ~
泉質:単純硫黄泉(硫化水素型)
源泉温50~60度
態様:源泉掛け流し100%
効能:神経痛、高血圧、痔疾、皮膚病、婦人病、糖尿病、冷え症など

工藤さんと私のほかにお客さんは一人、ほぼ貸切状態でゆっくり温泉に浸かり、ランプの宿では気兼ねない開放感と、念願が叶ったお祝いにビールで乾杯!山荘の高橋さんやスタッフのYuちゃんも交えてお喋りで過ごしたかったのですが、酔っ払っちゃって睡魔に・・・だから満天の星空を見る事が出来なかったのが心残りで来年に持ち越しとなりました。

**ランプの宿、高天原山荘と、日本一遠い温泉 高天原温泉からまつの湯**
2017takaamaharasansou.jpg 
3日目
5:30 -0.5℃!霜が下りて草木や木道も真っ白になっています。この秋、一番の寒い朝を迎えました。
ストーブで暖かい食堂は居心地良く、ゆっくり朝食を済ませて過ごしました。
8:20 日が当たる頃に出発、沢でイワナの棲息状況調査をしてから高天原峠に上がり、E、D、C、沢を経てB沢を黒部川の出合まで下ります。

**高天原峠からB沢を経て黒部川本流へ、大和さんの描いたイラスト看板、可愛いです!**
2017b sawa 
13:30 B沢と本流との出合でお弁当ランチを頂きましたが、あの時の手作りかりんとう美味かったなぁ~
15:00 二つ目の滝まで歩き、その先を釣り上がりました。頃合も良く、まさに楽園状態、中々前に進めませんでした。小屋近くのプールまで来た頃、雨が降り出し納竿、短い区間でしたが十分に堪能できました。
その夜は工藤さんと、取材に来ていたFFメーカーTIEMCO社の松下さん、秦さん、ガイドの文蔵さん、小屋の赤塚さん、大和さん、料理長さん、常連のお客さんも交えてプチ宴会、工藤さんの差し入れたマグロ、カツオのお刺身、美味かったなぁ~。普段呑まない私も呑みたくてまたまた酔っ払っちゃいました。あの時間は最高に楽しかったです。

**薬師沢小屋の皆さん、最高に楽しかったよ!来年も宜しくね。**
2017yakushisawakoya.jpg 
4日目
6:30 朝食を済ませて帰りの準備、あっと言う間の時間でした。
スタッフの皆さんと小屋の前で記念撮影をしてお別れです。ちょっと寂しい気持ちの中で小屋を後にしました。
崩落地を過ぎた辺りまで来た時、初日より紅葉が一段と進んだように思え、色付いた葉っぱは霧雨の露で光りとても綺麗でした。

**紅葉が綺麗で度々足が止まります**
2017yakushizawa2.jpg 
9:00 途中から小雨となり雨具を着ましたが、第3渡渉橋手前で雨も上がり休憩がてら脱いで、ここからは太郎平手前まで急登です。工藤さんは頼まれたキャベツなどを太郎平小屋へ届ける為に帰りもボッカです。辛いとかそんな言葉は一切言われません、タフです!凄いです!!
10:20 太郎平小屋到着、一樹さんやスタッフの皆さんに挨拶してランチタイム。Bishalさん、カレー美味しかったです。ご馳走様でした!
12:10 太郎平小屋出発。途中、三角点で休憩、有峰湖を眼下に二人とも快調に歩けました。
14:30 折立登山口へ無事に下山。工藤さん、お疲れ様でした!4日間ご一緒して頂きありがとうございました。

**紅葉だけでなくまだまだ花も見られました**
201709north alps hana 
今シーズン最後の源流釣りと山歩きは終了しました。この間、共に行動してくれた「黒部の岩魚を愛する会」の工藤さん、ありがとうございました。また、お世話になった太郎平小屋の一樹さん、スタッフの皆さん、薬師沢小屋の赤塚さん、スタッフの皆さん、高天原山荘の高橋さん、スタッフのYuちゃん、夜を楽しくしてくれたTIEMCO社の松本さん、秦さん、文蔵さん、東京から来られた常連さん、そして太郎平グループスタッフの皆さん、お世話になりありがとうございました。
次回は春のBCスキーからお世話になりますので宜しくお願いします。
スポンサーサイト

| mt. | 23:43 | comments:3 | trackbacks(-) | TOP↑

>> EDIT

石徹白川 人工産卵河川 整備作業

石徹白川 人工産卵河川 整備作業に参加しました。
9月24日(日)岐阜県郡上市石徹白(いとしろ)地内を流れる石徹白川で人工産卵河川の整備作業に参加してきました。

**漁協の新会長 佐々木さんご挨拶、県水産課 岸さんより人工産卵河川づくりの説明**
2017itoshiro1.jpg 
当日は天候にも恵まれ、地元は素より、東海、北陸、近畿、関東など遠方からも大勢の参加がありました。作業は誰言う事無く自発的に分担され、力仕事でありながら終始、和気藹々なムードで進められました。

**先ずは人工産卵床河川にいるイワナを捕獲して本流に避難させます**
2017itoshiro2.jpg 
**高圧放水で泥を流し、固かった川底を緩くし、卵床の基本を整えます**
2017itoshiro3.jpg 
**拳大、砂利などを敷いて、水深・流速などをチェック、人工の卵床に近付けます**
2017itoshiro4.jpg 
お昼までに全体の90%近くが終了した所で一区切り、石徹白漁協さんのご好意で用意して頂いたBBQランチを腹いっぱい頂きました。因みに前日から交流ミーティングも兼ねて進められ、盛り上がりは最高でした。

**漁協さんのご好意で用意されたBBQランチを頂き盛り上がりも最高潮!**
2017itoshiro5.jpg 
ちょっと長めのランチが終わり、残りの作業も順調に終える事が出来ました。
今年も沢山のイワナ達が、この人工産卵河川に遡上して来る事と思います。
そして、産卵行動など子孫を残すためのドラマが展開される事でしょう。
春になり、元気に泳ぐ稚魚達を見るのが楽しみです。

皆さん、お疲れ様でした。来年もまた宜しくお願い致します。

※主催及び参加、協力して頂いた方々
 石徹白漁業協同組合
 岐阜県庁農政部水産課
 イトシロC&Rネットワーク
 サクラマスレストレーション
 ジャパンフライフィシャーズ
 石徹白とイワナを愛する釣り人達
 郡上市石徹白地区ほか

| itoshiro | 22:34 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

>> EDIT

今年初の渓流釣りへ(South Alps編)

10日ほど前から秋の空気に変わった今日この頃ですが、今年初となる渓流釣りに友人H氏と友人で地元のS氏に案内して頂き、念願であったもう一つの南ア・山岳渓流を尋ねて来ました。

前夜からの雨は嘘のように上がり、霧も晴れて3,000m級の名峰に囲まれた奥深い山岳渓流は濁る事無く、優しくも力強く、そして美しく、時には感動をも与えてくれます。その光景に浸りながら核心部へと入って行きますが、頼りになるのは危険予知と強靭な足がモノを言います。倒木やガレ場を乗り越え、早瀬を渡渉し、ひたすら歩くとようやくその核心部でイワナ達は応えてくれました。

**力強い泳ぎを見せてくれたイワナ達**
20170902_03 s_alps Mt stream1 
入渓間もなく尺イワナと出会え、複数の良形イワナも歓迎してくれた事で早いうちから満足感を味わう事となりました。そうなるとゆとりも出てペースもゆっくり、先行者の後から釣り上がりますが、それでも十分に楽しめました。

**ここでは危険察知と足が頼りです**
20170902_03 s_alps Mt stream2 
釣りだけではありません、気の合った仲間達と一緒に過ごす時間は釣り以上に楽しいです。呑まないS氏も「乾ぱ~い!」です(笑)

**釣ばかりじゃない、ランチタイムやミニ宴会、温泉だって最高に楽しい!**
20170902_03 s_alps Mt stream3 
そうそう、ここで忘れていけないのが地元の星、望月将悟さん(上の写真、右下です)望月さんは2016年大会で、「トランスジャパンアルプスレース(TJAR)」で4連覇と5日切りの金字塔を打ち立てられました。TJARは、日本海をスタートし、日本アルプスの山々を縦断、太平洋に至るまでの総距離415km、累積標高差2万7000mを、自身の足のみで8日間以内に踏破する山岳レースです。

私にとって今年初の渓流釣りは、S氏の案内と計らいで最高の2日間となりました。
名ガイドに感謝、来年もまた良い時期に訪れたいと思います。

《施設などURL》

| Amago &Iwana | 20:40 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

| PAGE-SELECT |