"山爺とSpey"

Fly Fishingに魅了され半世紀、今は桜鱒、虹鱒、白鮭など本流の釣りに嵌っています。

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南ア山岳渓流と尺上イワナ

Blog放置状態からの脱却、第六弾、最終です。。
ようやくこれで追い着きました。これからは放置しないように更新して行きますので宜しくお願いしますm(__)m


前回の"飛騨チョイ旅、チョイ釣り"では寛ぎの2日間を過ごさせてもらいましたが、正直ユルユル過ぎてストレスがジワ~っと出て来た林君でした。
で、7月中旬、「今回は何処にする?」って彼に聞いたら即答で返って来たのが「南アルプス、楽園に案内して!」だって。(^^ゞ
数年前から彼も「是非、行きたい!」との要望でしたが、機会が合わずそのままになっていました。
その思いが蘇って来たのでしょう、少々キツイ、スケジュールとなりそうですが彼の覚悟は決まっていました。
そうと決れば早い、2日間で南アを最大限に堪能してくれる様に計画、2人とも準備を万全にしてその日を向かえる事ができました。

【初日】
AM5:00 芦安市営駐車場に到着・・・しかし、現地の状況を見て考えが甘かった事を思い知らされました。なんと、私達の車を駐車する場所は第7駐車場だと言う?第7駐車場?それ何処なの?60Kgのザックと手荷物をバス停に下ろして第7駐車場へ、それは随分下で、しかも道路の路肩でした。更に驚いたのが出発30分前にして全ての乗合タクシーが満員になってしまった事、これには参った!しかも市営バスも列が出来、その後方は全く見えない所に延び、まさに長蛇の列が出来ていました。私達もバスに切り替えて並ぼうとも思いましたがとってもあの列に加わる気にはなれず折り返しの乗り合いタクシーを待つ事にしました。

**北岳と大樺沢の雪渓**
20130713_14norogawa17.jpg
1時間40分後、私達はようやく車上の人となり予定より遅れて広河原へ到着する事が出来ましたがそこは"広河原銀座"という言葉が似合うほどの登山者で溢れ帰っていました。
インフォメーションセンターを横目に通り過ぎようとした時、懐かしいお方を見付けました。駱駝さん事、Kさんです。私が南アに初めて訪れた際、芦安で出会ったKさん、それからがお付き合いの始まりで南アは勿論、本栖湖や犀川など過去、何回ご一緒させて頂いた事か、嬉しい再会になりました。
どうやらKさん、私達より前に到着されていたお仲間の方からお聞きになったのか、私達を迎えに来てくださって重い荷物まで運んで頂きありがたい事です。
吊り橋前から見上げる北岳は残念ながら雲が掛かり見る事は出来ませんでしたが、ひんやりした空気は心地良いものでした。混雑した吊り橋を遠慮しながら渡ると直ぐ右側が広河原山荘、そしてテン場に続いています。既に私達のスペースは確保して頂いていました。

**Kさん(中右)と友人達**
20130713_14norogawa1.jpg
山荘のS氏とM氏にご挨拶と手続きを済ませ設営、朝食後に下流へ釣りに入ります。
林道を下る事40分余り、今度は急斜面を6、70mほど降りて釣り開始です。そこは巨岩帯、押しつぶされそうな圧迫感が自然のとてつもない力を感じます。
ゆっくり準備して目の前に実績のポイントがあります。先ずは南ア初デビューの林君に釣ってもらいます。下流から徐々にフライを流すと水深のある石際からヒット!慌てて側へ行くとロッドがしっかり曲がって中々出てきません、上へ走ったり下流へ走ったりと結構なサイズにややてこずりながらネットに収まったのはファーストヒットにして尺上イワナでした。南ア、初デビューのしかもファーストヒットのメモリアルイワナとなりました!
尺上イワナを釣ってしまった林君の喜びは私の喜びでもありました♪

**やり取りを楽しんでいる林君**
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**尺上イワナ!**
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しかし、その後がいけなかった、大場所での反応は極めて悪く、竿抜けから5、6寸サイズのイワナがたまに出る程度でした。どうやら、先行者があった様で濡れた靴跡が幾つもくっきりと残っていました。ここから移動という手もありますが退渓点までの移動と急斜面を這い上がり林道を歩いて戻るという事を考えると様子を見ながら釣り上がる内に状況も変わるだろうという事になり我慢を強いられます。
5、600mも進んだでしょうか、前方の右岸から煙が立ちのぼり始めました・・・それは直ぐに釣人グループのキャンプである事が分かりました。ここは国立公園内の筈です。この行為に釈然としないまま通り過ぎ、気を取り直して巨岩帯の大石を一つ一つ乗り越えたり迂回したりして手間を掛けながらポイントを見付けては釣り上がりましたが釣果は言うまでもありません^^;

**巨岩帯を行きます**
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**絶好のポイントです・・・**
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巨岩帯が終る直前で、笛の音に混ざって上から呼ぶ声が聞こえて来ると直ぐに急斜面を降りて来た数人の訪問者がありました。漁場監視員のKさん達でした。何時も思うのですが、この山岳渓流での漁場監視員の方々は特殊な環境だけにご苦労も多いとか、しかもボランティア的活動のようです。そんな方々のおかげもありここの魚がキープされ、釣りマナーが守られている状況もあると思っています。ここまでの釣果など状況を聞かれて説明、ここでKさん達と入れ替わり、私達は退渓する事にしました。
帰りに、ビジターセンターから新しく建て変わった「野呂川広河原インフォメーションセンター」にいる知人Iさんにご挨拶、新しく生まれ変わった施設の中でも笑顔が素敵な方です。

天場に戻るとテントも増え登山者で賑わっていました。それにつられた訳でもありませんがベンチに座ると、どっと疲れも出て釣りの意欲もなくなり、今日は早々と終了。ベッドメーキングを済ませてからまずはコーヒータイム、寛ぎのこの時間が幸せを感じさせてくれますがそれも束の間、雲行きが怪しくなると風が出てやがて雨も降り出しました。

**天場も徐々に賑わって来ました**
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Kさん達も戻って来てタープで雨対策をした後、恒例の宴会はビールを開ける音が開始の合図です。ご一緒されてたお友達の方々からも焼物や炒め物などの料理が次から次へと振舞われ、お酒も色々と進みます。たいして飲めない私もそれなりに酔いが回ると急に睡魔に襲われてあえなくダウン、シュラフに潜り込む事となりました。

**恒例の宴会♪**
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【2日目/最終日】
翌日は、早朝から上流に入渓する予定で起床、林道を6.5k歩き順調かと思われましたが後少しの所でバスに追い越され計画は失敗、仕方がなく更に上流を目指して歩き入渓しました。どうやらここまで来ている釣人はいないようで、急斜面を100mほど降りて入渓、釣り開始です。水量も程好くジンクリヤーな流れはフライフィッシング向きです。
初めての林君をメインに釣り上がりますが時間が早い事もあってか活性が上がっていません、釣れるのは小さいものばかりです。

**#12を咥えた可愛いイワナ・・・**
20130713_14norogawa31.jpg
深い谷にも日が当たり始めようやく活性が上がり始めた頃、瀬の石場で淳ちゃんが尺オーバーを痛恨のバラシ!残念ではありましたが期待は膨らみます。更に100mも進んだでしょうか、前方に動くものが・・・熊?まさか?警戒をしながら目を凝らせて様子を見るとそれは人の様で一安心、とは言っても釣人、しかも後ろからもう一人、餌釣師が釣り下って来ました。少なくとも私達の前を歩いて入渓した釣人はいなかった筈です。いったい何処から入って来たのだろう?私達は愕然としましたが多分、想像するに前日から河原でキャンプをしていたか?上流の小屋から下りて来たか?でしょう、いずれにしても私達はここで諦めて一度林道に上がり下流の支流に入る事にしました。ところがそこにもキャンプをしている釣人と先行者があり断念、帰りはバスで天場まで戻りました。

**楽園の筈なんですが・・・苦笑いの林君**
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早朝からトータル12kほど歩いてこれじゃあ悲し過ぎますが仕方がありません、撤収と荷造りを済ませついでに早目のランチも済ませて、近場を林君に釣ってもらって終了する事にしました。

**ここでヒットさせた林君、この後納竿**
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今回が林君の南アデビューでありながら、色々な事が重なってしまい予定通りとは行来ませんでした。特に核心部を心行くまで釣れなかった事が心残りであります。

結果、1日目の朝マズメも夕マズメも逃がし、2日目の朝マズメはトータル12k歩いて500mで終了、釣果は林君が尺上を釣ってくれた事で救いとなりましたが全体には厳しいものでした。
しかし、夏の南アは涼しく渓流釣りには最高のエリアです。次回があるかどうか分かりませんが平日に3日以上かけてゆっくり釣りたいものです。
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| Amago &Iwana | 20:19 | comments:3 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT

いろいろあるけど南ア

まずは林さん、尺上おめでとうございます。
実は私も上流へは三年ほど行っていません。釣り人が多すぎることと、お話にもあったマナーの問題で、足が遠のいています。
素晴らしいフィールドなのでなんとかしたいですね。
テント泊ははじめてみなさんゆややをご案内した記憶が甦ります。またご一緒したいですね。

| カズ | 2013/08/11 00:09 | URL | >> EDIT

カズさん

カズさん、ありがとうございます。
林君は南アが初めてでしたので大変喜んでおりました!
素晴らしい渓なのにマナーの悪さは困ったものです。
何とか出来るといいですね。
そうそう!嵐のテン泊を思い出しますね~(笑)
またご一緒くださいませ~♪(^o^)/

| 山爺 | 2013/08/12 23:08 | URL | >> EDIT

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