"山爺とSpey"

Fly Fishingに魅了され半世紀、今は桜鱒、虹鱒、白鮭など本流の釣りに嵌っています。

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必見!今、使えるドライフライ

皆さん、こんにちは。
この雨で、せっかく週末に予定してた釣行も中止・・・そんな日のフライフィッシャーは、やはりフライ・タイイングで過ごされる事が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、この夏にめずらしく通った渓流で使用したドライフライ!
夏のフライの定番とも言える2種類のドライフライパターンをご紹介させて頂きます。
とは言っても、けして目新しいフライではありません、私だけでなく皆さんも良く使っている筈の実績フライです♪
尚、内容に関しては私的な見解がありますのでご了承くださいませ。(^^ゞ


ブラックアント パラシュート(羽アリ)】
ご存知の様に水生昆虫の羽化が終わり、夏の渇水期になると陸生昆虫が捕食される様になりますが、その中でもアリは捕食対象として重要な対象になります。ここでは羽アリをフライにしてみました。
このブラック・アント・パラシュートはフライ・ボックスの中に必ず入れておきたいフライの一つですが、タイイングする場合、パターンは幾種類もありますので、フック形状やサイズ、ボディ材のカラーを変える事で、違ったアントパターンが作り出せます。

**Black Ant Parachute**
black ant parachute

**マテリアル**
フック:TMC2487/TMC102Y/TMC212Yなど#16~12
スレッド:0/6ブラックなど
ボディ:ここではピーコックハール(フライライト又はメッツスーパーダビングなども良い)
ハックル:ブラック・コックネック
ウィング:TMCエアロドライウィングなど視認性の高いカラーを使用
black ant parachute2

**タイイング**
black ant parachute tying
①黒のスレッドでベント近くまで下巻きをします。(画像の位置ぐらいまで)
②後ろのボディとなるピーコックハール3~4本巻き留ます。余分はカットしておきます。
③ピーコックハールとスレッドを撚って重ね巻きをして後ろのボディを作り、スレッドで
 留めます。
 そのままスレッドで細身の部分を前のボディ位置まで巻き留め余分なピーコックハールを
 カットします。
 但し、長いピーコックハールを使用した場合はそのまま残して前のボディ用にします。
④前のボディ部分にウィング材のエアロドライウィングを取り付けます。
 前後で自立させたらポストの根元から上へ2mmほど巻戻してハックルの巻代を作って
 おきます。
 ウィングの余分をカットした部分は段差ができないようにしてスレッドで整形して
 おきます。
⑤ウィングの根元に前のボディとなるピーコックハールを3~4本を留めたらウィング
 パラシュートとなる
 ブラックのコックハックルの表を上に向け留めておきます。
 但し、前の4でも言いましたが後ろのボディを巻き終わったハールの長さが充分に残っている
 場合はそれを使用しますので新たにつける必要はありません。
 余分はカットしてください。
⑥ハールでハックルを留めた位置の直ぐ後ろからウィングポストの直ぐ前までで前のボディを
 作りますが
 後ろのボディより大きくならない様にしてください。
⑦ハックルの表が上向きになる様にウィングポストの根元(巻代)に数回巻き、スレッドで
 留めます。
 この時にハックルをヘッドに巻き込まない様にしてください。
⑧ウィングの長さを調整したらヘッドセメントでフィニッシュして完成です。
 ウィングの長さは現地で状況に合わせてカットしても良いかと思います。


エルクへアー カディス(トビケラ)】
シーズン通して使用できる代表的なフライではないでしょうか。
と言うのは、完全変態する事から"幼虫(ラーバ)"、"蛹(ピューパ)"、"成虫(アダルト)"とその殆どを水中で過ごすものが大部分で、当然、捕食対象になり易いのです。
今日では"カディスの"生態を中心に調査研究が進み、フライフィッシャーの立場で書かれた"カディス"の専門書も幾種類か出版されているほどです。そんな影響もあり、フライフィッシャー達も"カディス"については詳しく知る事となり、そのパターンも非常に多くなっています。
中には「カディスさえあれば充分!」と豪語するフライフィッシャーもいるほどです。そう言われてみれば、一日中、"カディス"でイワナを追っかけた覚えもあるのではないでしょうか?(笑)

**Elk Hair Caddis**
elk hair caddis

あなたは、爆発的なトビケラのハッチとライズに遭遇した事はありませんか?
ここではトビケラのフライでも、最もエキサイティングな釣りとなるドライフライ・・・つまり"成虫(アダルト)"のパターンから"エルクへアー カディス"を自分なりにアレンジして巻いてみました。
その特徴の一つが、本来はボディ全体に巻くパーマハックルを、シャンク前部3/1の所に取り付け、ヘッド部分の後ろまで巻き、上側は均等に二つに分け、下の部分はカットしています。これは、テール側を若干、水面下に入る様にしてフッキング率をUPさせる為と安定した姿勢とバランス、風に影響されるのを軽減する為の工夫です。
もう一つが、ボディハックルの変更で浮力を補う為にアンダーウィングにCDCナチュラルを3~4枚重ねて取り付けている事です。

**マテリアル**
elk hair caddis2
フック:TMC100/TMC531/TMC102Yなど#10~18
スレッド:0/6ブラウン系などボディ色に合わせて
ボディ:フライライト/MSCダブなどの各色 フライライト又はメッツスーパーダビングなども良い
ハックル:コックネックのブラウン系などボディ色に合わせて
ウィング:アンダーにCDCナチュラルを3~4枚 上からエルクへアー ホワイトやナチュラル
     エアロドライウィングなど少量をトッピングすると視認性が良くなります。

**タイイング**
elk hair caddis tying
①タン(ボディ色)のスレッドでシャンクに下巻きをします。
②後端にフライライト又はMSCダブでヘッド部分を残してダビングして留めます。
 余分はカットしておきます。
③ここでは、ハックルをヘッドから1/3位の位置に表が前を向く様に巻き留めます。
 通常は、後端にボデイ材を巻く前に取り付け、ボディ全体をパーマハックルにします。
④ヘッド部の後ろまで多少厚めに数回巻いて留め、余分はカットしてください。
 この時にハックルが前を向く様にしてください。
⑤ハックルの上側から均等に左右に振り分けます。
⑥ヘッドを残し、CDCのナチュラルを3~4枚重ねて表を上にしてアンダーウイングを
 取り付け留めます。余分はカットしてください。
⑦その上からエルクへアーをCDC同等もしくは、少し長めにして巻き留めます。
 余分なエルクヘアーはカットしてください。
⑧フライを逆さにしてハックルの下側をカットします。
 これは着水姿勢の時に姿勢と安定感を増す為にします。
⑨ヘッドセメントでフィニッシュして完成です。
 この画像で、ハックルが左右均等にカットされている事が分かります。
 また、手順3でボディ後端にハックルを留めて全体をパーマーハックル状のボディに
 すると更に浮力を増す事が出来ますが風に影響され易くなるデメリットもあります。


最後までみてくれてありがとうございます。
以上が、今、使えるドライフライの紹介でした~♪
「ね!目新しいフライではなかったでしょ。」( ^ ^ ゞ



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| Tying | 23:29 | comments:1 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT

画像の訂正とお詫び

料理長さんのご指摘で、このBlog内にある"ブラックアントパラシュート"と"エルクへアーカディス"のタイイング画像が間違っている事が分かりました。
どうやら更新時の確認が出来ていなかった様です。
ご迷惑をお掛け致しまして申し訳ありませんでした(^^ゞ
入れ替えて訂正とさせて頂きましたので宜しくお願いします。

| 山爺 | 2012/08/21 20:00 | URL | >> EDIT















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